今日は夕刻から本格的な雨模様、行楽客や屋外イベント主催者にとっては恨みの雨。ここ数日の当地天気を振り返ると、4月19日以来2週間ぶりの本格的な雨で、樹木や農産物にとっては恵の雨だったに違いない。


雨の九谷茶碗まつり会場も夕刻となると閑散とした状態。出店業者に話を聞いて廻ると、「寒くてもしっかりとおもてなし」「こんな時ほど値引きせんなん」との心意気や、「雨に洗われ商品も磨かれる」なんて洒落た回答も返ってきた。「今から、夕方TVニュースの生放送の撮影が始まるから、お客さんとして出演して♪」とのありがたいお声掛けも頂いたが、次の予定が迫っていたため丁重にお断りもした。


今年から始めたJR金沢駅から会場までのシャトルバスも好評らしく、「乗客のうち約25%が関東在住者」「満車のため乗車できないお客様は、能美根上駅までJRで移動しシャトルバスを利用している」との速報を聞いた。能美市職員は、シャトルバスの運行を支えているばかりではなく、別会場でのイベントも遂行している。


実は、今年の九谷茶碗祭り、昨年の駐車場問題に因する反省、新幹線金沢開業効果への取り組み等々様々なテーマに対し、市役所・警察などの官公庁、商工会・町会など各種団体が休日返上で勤しんでいる。今日の夕暮れ過ぎても、PTA役員が次々と集まり、生徒の安全確保のため場内を巡回している。


大きなイベントの陰には、多くの人々が支えている。明日は快晴との予報、県内随所の盛況と成功を願うばかりである。


雨のち快晴1

雨のち快晴2

雨のち快晴3