大都市郊外にある大規模ショッピングモールのレストランフロアーに並ぶ、馴染のラーメンや牛丼のチェーン店。とは言っても、写真はタイ国の首都バンコク。10月9日~13日にかけ、小松空港国際化推進県議会議連の一員として、小松空港とタイ国際空港間に定期便を就航させることを目的に、航空会社等への陳情と市場調査のために、バンコクを訪ねた。


このラーメンチェーン店は、タイ国内にも108店舗を展開し、週末には、入店順番待ちの列が出来る盛況ぶり。このモールには、日本ブランド洋品店や日本食レストランが出店、地下の食料品売り場には多種の日本食が陳列されており、日本に関心を寄せるタイ国民が増えていることが見て取れる。


タイ国の航空会社からは、定期便就航にはチャーター便で実績を積みことが重要であるとの、コメントがあった。タイ政府観光庁では、タイから日本へ訪問する観光客を年間45万人から100万人へ増やす目標を掲げていくとも聞いた。


タイ国民の人気訪問地は、東京・京都・白川郷に札幌らしい。日本への関心を高めるだけではなく、北陸・金沢・加賀・能登への関心を高めていかないと、小松-タイ間の定期便が実現しない。小松空港は、日本海側最大級の2700mの滑走路を有し、除雪対策も整備(=就航率99.5%)され、着陸料も国内主要空港と比較しても安価との特長もある。


当地の魅力をタイ国民に如何にして訴求していくか...。台北・ソウル・上海に次ぐ定期便就航に向けての取り組みは続く。


追伸:サワディークラッはタイ語で「こんにちは」です。


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