昨日行われた能美消防団連合訓練大会、服務規律や一斉放水など6部門が点検される。


その中で最も注目を集めるのが、ポンプ車操法。各団は、出場選手5人を選りすぐり、仕事やプライベートの時間を割き、家族の協力も得ながら、何日間も練習に取り組み、本番を迎えるのである。


操法の順番を待つ選手の緊張はピークに達し、同じ団員からの気合いが入り、応援に駆け付けた家族や地域の方からも大きな声援が飛ぶ。


その成果を点検するのが、消防のプロである審査員。審査員の構成は、出場選手1人を2人が担当し、全体の正確さやスピードなどを点検する3人の、合計13名。操法に要する約10分間に、審査員1人が約100項目を点検すると言うから、審査員の眼差しも張りつめている。


今年は、総合優勝が能美市根上分団、ポンプ車操法は川北町団となり、川北町団は金沢市で7月に行われるポンプ車操法の県大会に出場する。


大会に出場した選手、運営に携わった方々に感謝と敬意を申し上げ、川北町団の県大会の活躍を念じる。
夫々の緊張感