我家のお隣さんに住む北海道犬の「ピーちゃん(=メス・5歳)」、猟師でもあったご主人と一緒に山へ猟に出掛け、熊や猪などの大形動物相手にも、ひるむことなく対峙するのである。たまに顔を見に行くと、鋭い牙を剝き出し吠えるかなりの強面なのである。


そんなピーちゃんが、明け方になると「ク~ク~」と、何かを欲しがっているような声で鳴き続けることがある。てっきりお腹が空いて餌を欲しがっているのかと思っていたら、ご主人が「仕事で出掛けると、自分(=ピーちゃん)を置いてきぼりにしていったかと、寂しくて鳴いている」と語っていた。ピーちゃんは良血統だそうで、TVコマーシャルで人気の白い北海道犬も親戚であるとも聞いた。


我家にも30年程前まで「ちび」と言う柴犬がいて、大人しく可愛かったのだが、シャワーと注射が大嫌いで、注射に連れて行った時に首輪が外れて、一時間逃げ回ったこともあった。


犬の散歩やブログ・FBを見ると、犬を飼いたいと思うこともあるが、別れが来た時の辛さを考えると気が引けてしまう。

ピーちゃんと仲良くなることで癒されないかとも思い、ご機嫌を伺う回数を増やしているのだが、尻尾もフルが牙も剝くのである。好物が何かが気にかかる・・・。

ピーちゃん