秋常山古墳群史跡公園で開催された「菜の花フェスタ」で、怪獣「ガノー(Ganault)」に遭遇。名前の由来は、加賀の「賀」に能美の「能」から取ったそうで、この地を守る守護獣でもある。


能美市には、寺井地区を中心に平地に島状に点在する5つの独立丘陵上(西山・秋常山・末寺山・和田山・寺井山)に60基あまりの古墳群が立地する。その一つである秋常山古墳群は、北陸最大級の前方後円墳である1号墳と埴輪をもつ方墳の2号墳からなり、1号墳では葺石の一部を再現し、2号墳では墳頂部に復元埴輪を並べ、埋葬施設の発掘調査状況を間近で見学できる展示施設を設けてある。


北陸新幹線金沢開業で首都圏からのお客様を能美古墳群に誘う施策が検討されているなか、ある有識者から「イヤホンで古墳の説明を聞きながら古墳群をウォーキングで巡る」との旅行商品のアイデアを頂いた。


・・・確かに、ヘルスツーリズム(=医学的な根拠に基づく健康回復や維持・増進につながる観光)ブームでもあり、歴史の勉強にもなる。「古墳群コース」だけではなく、「企業群を巡る産業観光コース」「九谷焼コース」「てらかつコース」「ウルトラコース」「海岸松林コース」「里山ゆずコース」「地酒コース」etc、「ガノーが案内する〇〇コース」なんて良いかもと、次々にアイデアが浮かんでくる。


課題はと言えば、「ウォーキングコースの整備」「イヤホンガイドのハードとソフト」「広告宣伝」etc・・。


考え込んでいても始まらないので、先例調査やコスト算出をしてみようぉ~っと。


ガノー!力を貸してよ! それにしても、ガノーに踏まれた右足が痛い!!


古墳群コース