先日、映画『アラジン』の実写版を吹き替えバージョンで観てきました
約30年前に大ヒットしたアニメ版も観て、盛大に感動した記憶があります。
主題歌の【A WHOLE NEW WORLD】は不朽の名曲で、自分の結婚式の時にも流したほどお気に入りの曲なのです!
今回は実写版ということで、CGの技術を駆使するしかないですもんね。。そして、作品の出来栄えは完璧!!というしかないなぁ!
主人公の2人もアニメ版そのものの見た目だし、音楽やダンスのシーンは断然実写版がパワーアップしていますし、ランプの魔神ジニーも最後に侍女のダリアと結ばれるというおまけつき
それに30年前に比べると内容そのものも深くなっている気がします。ジニーが代々のご主人達の願いをかなえるばかりで如何に孤独だったか。神のような偉大な力を持っていても、自分自身の願いは一つとして叶えられないつらさ。ジャスミンとアラジンの恋愛関係よりも、むしろアラジンとジニーの友情に重きをおいているストーリー、ジャスミンは恋愛の比重よりも国の政ごとに比重をおいて行動している感じだし。
単純にジャスミンとアラジンが結ばれてハッピーエンドになって、終わるのではなく、すべてが、現代にあったストーリーとして刷新されているのですね。要は深みが増して、音楽やダンスがパワーアップして、CGの技術の進歩がとてつもなく速いということなのでしょう。
アラジンはランプをこすって願い事を3つ叶えました。最初の2つは自分のための願いでしたが、最後の願いは自分のことではなく、ジニーを自由にするということでした。やはり自分以外の人も幸せにならないと、自分自身も幸せになれないってことなんでしょうか?
ジニーが人間になって自由になるシーンは涙してしまいましたね。
3つの願いが叶うならどういうことを願おうか?とやや真剣に考えてしまった映画でした。