おじさん図鑑

最近読んでまあまあ面白いなあ～と思った本です。やっと本屋さんで見つけました。



表紙にもある通り、カラフルなイラスト満載の本です。ページ数も120ページ程度と薄めです。が、中身の字数が意外と多くて、読むのに時間がかかりました。

目次の一部を紹介すると。。『普通のスーツのおじさん』『偉いおじさん』『案内係のおじさん』『たそがれるおじさん』等々、おじさんの日常の様々な生態が掲載されています。

正直、最初はもっと【毒のある本】だと思いました。おじさんのだらしなさ・あぶらっぽさ・エロさ・頑固さ・非常識さなどなどをチクチク綴った内容かななんて予想していたのです。が、実際の内容はかなりソフトでしたね～。筆者のなかむらるみさんという女性は、どうやら『ちょっとくたびれていて、かわいらしい感じのするおじさん』がお好みのようで、おじさんのかわいらしさや無邪気さが満載の本でした。

私としては、期待はずれな気分が半分と、ほっとした気分が半分でしたね。変なおじさんのなかに、自分の身近な親族に似たおじさんがいたら、いたたまれませんから。


なので、爆笑するほどの内容ではありません。唯一面白かったのが『ハイウエストのおじさん』『ぽっこりおなかのおじさん』ぐらいかなあ。。腰のくびれがなくて、ベルトの位置をぐいぐい上げて、胸の下まできちゃっているおじさん、よくみかけますもんね。


一言でいえば、【おじさん全般を温かい目で見守っている本】でしたね。