今朝のニュースで、作家の井上ひさし氏が一昨日鬼籍に入られたことを知りました

去年の暮、肺がんを患っていることを公表していましたが、それから半年も経たずに旅立たれました。
高校時代から、井上氏の著書のファンでした。きっかけは、下記の写真にある【モッキンポット師シリーズ】を読んだことです。

内容は、簡単にいうと、関西弁をしゃべるフランス人神父とカトリックの学生寮に入っている男子学生3人組のコメディ小説です

今からでも遅くないので、実写版でも、アニメでもよいので是非、映像化して欲しいと切に思います

この小説を読んでから10冊ほど井上氏の著書を読み漁りました。ユーモアに溢れたものばかりチョイスして読んだ記憶があります。どの作品にも共通するのは登場人物に悪人がいないこと。登場するキャラクターすべてが愛すべき人物ばかりだということ。ですね。キャラクター達がすべて、作家の人柄を反映していましたね。。泣ける小説や感動する小説、切ない恋愛小説などは見つけるのが簡単(量産されている)ですけど、心から大笑いできる小説って探すのが難しいし、創作する方も一番大変だと思います。。
本当に、明るくて面白い小説をたくさんたくさんありがとうございました。心からご冥福をお祈りします.