本年初のブログです。
今年もよろしくお願いします。
年末年始は、実家に帰り両親の顔を見たり、主人の実家へご挨拶に伺ったりしてほとんど日帰り。あとは寝正月でした。
正月の血糖値?
すごかったです。
もともと12月いっぱい荒れ放題で、ほぼ毎日平均血糖値いつもより+50くらいでしたが、
大晦日を目前にようやく2日ほど落ち着いたか…とおもいきや、年明けから再び大荒れ。インスリン相当増やしたのに、ぜーんぜん効かなかった。
そのうえ、SAPのグルコース値センサーも
毎食↑↑↑と↓↓↓を出しまくった。
↑、↓は、矢印1本で、1分間に1mg/dlのスピードで変動していることを示します。↑↑↑と↓↓↓なら1分間に3mg/dlですから、たったの5分で15mg/dl動く計算になり、相当のスピードです。10分続いたら30mg/dl変動。このくらい急激に変動するときの震えや気持ち悪さなどの体感は、ご存知の方も多いと思います。
そして、そのコントロール不良の理由はズバリ、「ゴロゴロ寝正月」です。
始めはお正月フードという特別な糖質たちの集結した食べ物のせいにしていましたが、自分のケースでは体を動かさなかったことのほうが原因だったようです。
年始の仕事が始まると、同じ正月フードを食べながらでも、血糖値はスッと下がり出しました。寝正月で体を使わないと、代謝も落ちて加速的にエネルギーが使われなくなっていくみたい…
基礎はいつもの150%、糖質比もいつもより▲3gくらいしてインスリンをガンガン増やしたのに全く効かず…、今度は3時間目くらいに突然効きだし、急激なスピードで下がる始末。
いやー、参った。
あんまりひどかったので、正月トドのipocoはガッカリしながらシェイクスピア風に思いました。
「ああ、この暖かい部屋を捨てて、少し動かなくてはならぬのか。これが私の宿命よ。1型糖尿病とは、かように人を苦しめるものか。ただ数日の寝正月を許さぬ、悪魔の病よ。
ええいだまれ、弱気な魂よ。この程度の現実に負けてなるものか。私は負けないぞ。ここでこのコントロール不良の鎖を断ち切って生きるべきか、死ぬべきか。それが問題だ。」と。
幸いなことに私は悲劇の主人公ではなかったので、上記のようなくだらない呟きを真剣にしてみたら何だか気が済みました。
そこで、現実的にのっそりと起き上がって身支度をして、同じく正月トドを演じている主人を叩き起こし、「アンタ、私たちはとりあえずどこかへ行くのよ!」「どこへさ?」「知るか!とにかく起きるんだい!」と、近所の店の初売りへ無理やり引き出したわけです。
それで2〜3時間(主人に荷物をもたせて)買い物して歩いてきただけで、やっぱり血糖値がスッと下がってきました。
今年はどこの店も1日から立派に初売りしていて、3日間休んでもいなかった様子。ショップ店員さんたち本当にご苦労様です。
こうして年始の仕事が始まり、再び自転車暴走隊(ひとりでも隊)に配属されたipocoは、店まで片道5キロの道のりを、20インチタイヤの小型シティサイクルで、時速12キロにて往復暴走するようになり、血糖値は再び平和を取り戻したとさ…
自転車のカゴには、今日もネギが乗って帰ってくる…晩ご飯はまた鍋だよ。
おしまい。




