記号あれこれ | IDDM(一型糖尿病)・ipocoの暮らし

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こんにちは。ipocoです。

本日のテーマは、「記号・略号」です。

ちょうど、つい先日ですが、検索ワードでこんなお題をいただきました。

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なんのこっちゃ…?と思ったんですけど、3秒くらい(遅い)してあのこと?と思いつきましたよ!おいで


Uってコレのことですよね?
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これは、私のポンプに登録してあるカーボ比(糖質比)の画面です。この、g/UのUて一体何なの?ってことですよね。


Uはインスリンの量、unit(単位)のことです。

インスリン量の数え方は1単位、2単位…と「単位」という単位(ギャグではないのです、まじでそう数えるんです)で数えますので、それをUと表しているんです。つまり写真の例だと、9.0g/Uはインスリン1単位(1U)あたり糖質9.0gです…という意味です。


これ以外にも、糖尿病治療してると、実に様々な検査をするので「単位」とか「数値」がたくさん出てきます。代表的なのは血糖値とヘモグロビンエーワンシーですが、略して書くことがあります。

たとえばヘモグロビンエーワンシーは「HbA1c」。数値の単位は%で「7.0%」と表記します。カタカナで名前を書くと、長い。


「血糖値」はBGとかBSなどと略書きすることがあるようです。Bはblood …、Gはglucose、Sはsugar。看護師さんやお医者さんが実際にカルテなどにこう書き込んでいるのを見たことがあります。

血糖値の単位は日本ではmg/dl。(デシリットルなんて、私は小学校のビーカー実験以来、これ以外に使ってんの見たことないんですが…。)こんなの、記号でなきゃどう扱うんですか…?ミリグラムマイデシリットル…、噛むわ。



余談ですが、ポンプをCGMつきのSAPにしてみてたら血糖値とグルコース値(センサーの表示する、血糖値に近い値)を混同しないようにしないといけませんでした。普段から「血糖値」と「グルコース値」のメモを両方または片方だけ残しておくことがたびたび発生しますが、どちらも単位はmg/dlなので、見分けがつかなくなります。そこで、

「血糖値」→BG 100
「グルコース値」→GLU 110

などと書き分けるようにしたら、どっちがどっちなのか簡単に見分けられるようになりました。GLUは私が勝手につけたので、ほかの皆さんがどう管理してるのかは分かりません。医療系のお仕事されてる方はこういう略書きに詳しそうですね。


そういえば私は以前IT系のお仕事をしていたのですが、繰り返し出てくる単語はやはり略書きが多くなってました。わかりやすいものではPCはパソコン、INFOは情報、HDDはハードディスク…などなど。現場にもよっても様々です。どっかの現場ではシニアマネージャーはSMで、ご本人も「なんか微妙な響きですよね」と言ってました。


もし亀田製菓に入社できたら、
ハッピーターンはHT…
柿の種はKT…ですかね。
どっちも好きです。


かなり脱線してきましたが、

若い人(20代以下とか、30代でも)は、もう略書き漢字を使わないと、雑誌だかネットだかに書いてありました。エッ、そうなんですか!PCの時代だから、メモをとるのも早くなり、略さなくてもこと足りるってことなんでしょうか。確かに電車で高校生がメール打ってるのは、すごい速さです。その一方で、外国語映画は話の展開についていけなくなるため、吹替が人気で字幕離れが進んでいるという話もあり、ちょっと不思議です。


ちなみに「前」の略書きはこんなかんじです。人によって多少カタチやバランスが違いますが、下の部分が「す」みたいにくるくる巻くのが特徴です。ご存知ですか?
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食前BG…とかね。





それではまた。