昨日、病院に行ってきました。
ヘモグロビンA1cは7.1%、前月比+0.4%。
再び、7%を超えてしまいました。他の数値も、あんまり良くなかったです。
先月は、新しいインスリンポンプ…ミニメドが使いこなせずに振り回されてしまったからだと思われます。真夜中に大きな音や繰り返しのバイブレーションなどで叩き起こされることが度々あり、寝不足も重なってちょっと疲れました。センサーの使い方は、まだまだ修行を積まないといけないようです。
センサーの結果を見て、先生は1型でこれくらいできてれば十分っていうけど、自分ではあんまりそう思えなくて…。
先生と相談して、来月からは気が向いたときだけつければいいかな?っていうことになり、今月はCGMセンサーの処方はなしということになりました。
ここでようやく本題なんですが、
本日のテーマは、この時の医療費について。
まず、センサーの個数について。
導入前に最低2個から処方できると説明を受けていたのに、診察のときになって、いきなり先生から「やっぱり5個ずつじゃないとダメ」と言われました。
話がちがうじゃん…と思ったけど、もらわなければお金はかからないっていうし、とりあえずそうですか…と黙っていることにしました。
が、…いざお会計に行ってみると…。
請求は、先月センサー5個もらった時と同じ値段…。
今日はセンサーは処方されてないから、もっと安くなるはず…ですよね?
が、そこにいた会計担当の人は私の訴えはよく意味がわからなかったようで、どこかへ電話して問い合わせしてました。が、10分ほどゴニョゴニョと相談しても解決しなかったので、奥から別の人が出てきて、今度はこう言いました。
「センサーは、管理料という名目で算定されますので、センサーの処方があっても無くても、この値段です。」
…そういうもんなの?
いや、そんなわけない。
ていうか、保険の点数にはセンサー2個以下、4個以下、5個以上の枠がちゃんとあるじゃん。同じなんて絶対ありえない。そもそも、もらってないんだから使ってないのと同じじゃん。
そこで、しつこく食い下がってみました。
どうしてもその金額がかかるなら、センサー5個使うか使わないかなんて関係ないから、今後は毎月必ず5個出してください。今日も出して!ていうか、導入前に受けた説明と、そもそも全然違うんですけど!!
私だって、ゴネて大人しそうなお姉さんをいじめたくなんかなかったけど、こっちだって真剣なお財布事情がかかってるのだ。納得できないのにここで引くわけにはいかない。
…お会計のお姉さんは、困った顔をして、確認しますと言って部屋の中へ戻っていき…
そしてまた、ひとしきり時間が過ぎた。
そして今度は、
「結論としてはやっぱり、払わなくていいです」ということになった。
その間違い、なんと9千円も違った。
さすがにボンヤリ頭のipocoだって、これはちょっとプンプンですよ。こんなことやられたら、あっという間に年間に10万円単位の医療費が「単なる間違い」で消えてしまうじゃないですか?
ま…
要は算定ルールが複雑すぎるんだと思います。私が会計担当だって、きっと間違えると思う。次から次へ会計しに患者がやって来るのに、こんな複雑なルール、いちいち考えてらんないよ。
結局、この会計だけで1時間かかってしまいました。
この日は、1型患者は、医療費の算定についても、できる限り勉強しておかないと、ものすごい痛い目にあうということを学びました。あなたもぜひ一度、医療費明細を確認してみてください。「算定ルールを知らなかった」だけで、年間10万円、軽く間違えられてるかもしれません。
ここで、インスリンポンプ使用時のポンプ加算の算定ルールを整理したのでメモっておきます。
①パラダイム722の場合
•間歇シリンジポンプ加算:2500点
②ミニメド620の場合(※トランスミッター使用)
•間歇シリンジポンプ加算:なし
•持続血糖測定器加算
センサー2個以下:1320+3230=4550点
センサー4個以下:2640+3230=5870点
センサー5個以上:3300+3230=6530点
③ミニメド620の場合(トランスミッター不使用)
①と同じ。
•間歇シリンジポンプ加算:2500点
※「トランスミッター」は、ミニメドとセットで使う白くて小さい貝殻のような、グルコース値を記憶する装置(CGM)のことです。
高いっ!
ご参考までに。

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