寝るときの姿勢。 | IDDM(一型糖尿病)・ipocoの暮らし

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こんにちは。ipocoです。

本日のテーマは、
大人は、寝るとき伸びてる?」です。


あなたは、寝るときの姿勢って決まってますか?
好きな向き(上下左右)とか、手足の位置とか…。


寝るときの姿勢は、精神の自立度と関連があるらしいのです。



大の字で寝る人は精神的に自立しており、性格も体勢と同じでオープン、大らかな傾向があるとか。

…うちのお母さんじゃん。
…大の字以外で寝てるの、見たことない。



その逆に、体を折り曲げて小さくなって眠る人は、性格も大人しく内向的で、小さな子供のようなところがあるらしい。小さくなるのは胎内回帰願望の表れだとか…



まじで?
それがね、まじなんですよ。私の場合。


実際、実家で家族と暮らしていた頃の10代の私は、寝るときの姿勢は「丸」。膝を抱えて、まるでハムスターのように小さく丸くなって寝ていました!性格も甘えんぼで、精神など何も自立してませんでした。


…ところがある日を境に、
突然まっすぐに寝るようになったのです。
その日とは、私が一人暮らしを始めた日です。

実家から引っ越し荷物として持ち出したのは、布団と鏡と小さなちゃぶ台と衣類、それにインスリンや身の回り品の入ったダンボールが2つだけでした。

東京の下町に小さなワンルームマンションを借りて、賃貸契約のためについて来てくれた母と2人で、簡単な荷解きをして、眠ることにしました。


「明日、冷蔵庫とか、ガス台とか、必要なものを買いに行こうね。そのあと、お母さん帰るから。」と母は言い、私たちは電気を消して目を閉じました。



私は布団の中で思いました。

私はいよいよ本物の大人になったんだ、
これからは、お金を稼いで1人で生きていくんだ。
もう子供じゃない…、しっかりやるんだ。


その時、ハムスターの手足は伸びました。
不思議な話ですが、今でも布団の中で手足が、自然にすうっとまっすぐに伸びて、体の力が少し抜けて眠りに落ちたあの感覚を、はっきりと思い出せます。


その後現在にいたるまで、私はずっとまっすぐに寝ています。そしてそのうち、お母さんみたいに「大」になる日が来るかもしれない。


ウソのような、本当のはなしです。

あなたはどうですか?


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