嫌だ嫌だとダダをこねまくり、水曜のお昼に退院してきました。
結局痛みの原因は分かりませんでしたが、もしかしたら婦人科系の病気の可能性もあるというのでついでにその検査も受け、来週また外来に来いと言われました。お会計は想定していた通りの金額でしたが高かったです…!
2日ほど点滴で食事しなかっただけで、胃が少し小さくなってしまったようです。家に帰ってきてからもだるくて、食べている途中で急に満腹になったり、歩いているとめまいがしたりと、ほんの数日休んだだけで体力もガクッと落ちてしまったようです。ただの虫垂炎なのにこんなことになるとは、健康というのは思うようにならないものですね。
さて、急ぎの仕事もあり代理がきかなさそうなので退院翌日に会社へ復帰しましたが、上司以外は誰も私が入院騒ぎになっていることを知らなかったようです。
心配して欲しかったわけじゃないのですが、上司は入院前に作業スケジュールへの影響や復帰の予定を逐一報告しても返信は一切なかったし、退院して復帰してきても何事もなかったように一言も話しかけてきません。何年も同じ部屋で言うことを聞いて一緒に働いていても、本当に他人事なんだなと思いました。仕事を片付けてくれるなら虫垂炎でも手術でも勝手にどうぞってことなんでしょうね。
病気になると気が弱くなると言いますが、退院後私はイライラしてものすごく気が短くなっています。
今朝は通勤中に後ろから歩いてきた男性が歩きタバコをしていて、追い越しざまに煙をかけられたことに突如キレました。
その時あまりに腹が立ったので、手に持っていた補食用の砂糖を一袋開封し、粉の砂糖を彼の背後から投げつけるという凶行に及びました。
自分でも見知らぬ人に(もちろん知ってる人にだって)こんな事をしたのは初めてで、自分が恐ろしくなりました。テレビでカミソリで通行人を切りつけたり、漂白剤をばら撒いたりして逮捕された人のニュースを見たことがありますが、あれはこのような心境なのでしょうか。だとしたら私も異常犯罪者と同じなのかと思うととても恐ろしくなりました。
しかし運よく砂糖のほとんどは男性にはかからず、その上彼はイヤホンをして音楽を聴いていたため、彼は後ろで暴れるipocoには全く気がつかず歩いて行ってしまいました。私もはっと正気に戻り、そのまま何事もなかったかのように電車に乗って会社へ行きました。
もしお巡りさんが見ていたら逮捕されてたかも知れません。でも、砂糖を投げつけて怪我する人はいないですね。これは犯罪の分類で行くと一体何になるのでしょうか。
よくよく考えていたら、砂糖とタバコの煙に大差はない気がしてきました。粒子が大きいか小さいか。気体か固体か。臭いがするかしないか。有害物質を含むか含まないか。甘いか甘くないか。だったら、砂糖をかけられた方だって先に私に煙をかけてきたんだからお互い様だと思いました。
まあ、二度としないけど。