本日のテーマは、「もうヤングじゃないけど、知りたいな。」です。
その昔、一型患者さんは、若い人に多いと言われていました(現在では、年齢に関係なく一定の割合で発症しているらしいことが分かってるそうです)。
私を含めて、不安で一杯なのに情報収集に困ったり、どうしたらよいかわからず途方に暮れてしまう患者さんは沢山いらっしゃいます。ていうか、みんなそうですよね。小さなお子さまが患者さんの場合は、ご両親はこれからのお子様の将来を思うと、本当に胸がいっぱいでしょう。
そこで、情報交換やコントロールの勉強会などをできる場として、患者さんの会があります。今日、この記事を読んでくださっているあなたも、すでに入会されているかもしれませんね。
大人の一型糖尿病患者さんの会として、「ヤングの会」が日本中にあり、活動内容を紹介したホームページも沢山あります。患者さんにとっては、重要な交流の場で、皆さんとても有意義な時間を過ごされているようです。同じ病気の人と情報交換したり、辛い気持ちを分かりあえる人に出会えるということは、心の支えになりますから、とても良いことだと思います。
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あの、それで…
別に責めてるんじゃないんですが、
私、自分がヤングじゃなくなって、
最近初めて気がついたんですけど、
なんで「ヤングの会」と名乗るのでしょうね。
今更なんですが、
「ヤングの会」って言われると、
「私ヤングじゃないから、もう入れないのね」
って思うんですよ。
ヤングの由来は、やはり、子供の一型糖尿病患者さん出身というのが母体だからなのだろうか。子供の会を卒業して大人になり、社会へ巣立った患者さんは、ヤングの会に入る…という流れなのだろうか。
もちろん「年代を問わずどなたでも」って、ヤングの会のホームページや入会案内には必ず書いてくださるので、本人が入りたければ自由らしいんですけど…
つまりこれは、単なる気持ちの問題…ですね(笑)!
ヤングの会も卒業するくらい大人になったら、ナイスミドルの会やロマンスグレーの会、ホワイトシルバーの会…みたいなのがあるのか…と勝手に想像しましたが、もちろんそういうのはないようです。
でも、年代によらず一型の発生割合は一定なんだということは、どの年代の人も、発症したばかりの人が必ずいるということですし、発症から年数が過ぎていても、知りたいことなんていくらでもあります。ライフステージに合わせて、30代、40代、50代…と、悩みの種というのはどんどん変わっていくように思います。
そんなヤング以上の人々は、最近皆さんのブログで話題の、横浜で開催された「YOKOHAMA VOX」なんかに参加されているのでしょうか?本当に沢山の患者さんが参加されたようですね。私も参加したいと思っていたのですが、ボケーっとしてたらスケジュールをすっかり忘れていて…なんと終わっていました。泣!!次回こそ、参加したいです!
ブログをやってみて思いましたが、同年代の方のお話って、特に参考になります。抱えている悩みや苦しみに共感しますし、私の独り言に共感した…とおっしゃってくださる方も、いらっしゃいました。変人ipocoさんは、普段から実生活ではあまり人に理解されないし、それに慣れてしまって必要ともしていないつもりでしたが、そういう方がいらっしゃったことが、とても、とても嬉しかったです。
他の人がどんな風に生活してるのか…とか、
治療の最新情報はないかな…とか、
こんな時はどうしたら良いんだろう…とか、
発症から20年以上経った今も、一型糖尿病と共に歩み続ける私の人生は、常に悩みと不安でいっぱいです。
というわけで、本日は
情報は、もうヤングじゃなくても知りたいんだ…!
のつぶやきでした。