デンタルフロスでも、歯磨き。 | IDDM(一型糖尿病)・ipocoの暮らし

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こんにちは。
ipocoです。

本日は、前回の「歯ブラシで、歯磨き。」の続編として、再び私の独断と偏見に満ち、相変わらずDMとあまり関係ない「デンタルフロストーク」をやります!
ipocoと一緒に、ぜひ(心の中で)一緒にフロスを使ってみてください!
そして実際にフロスを使うと、相当健康で清潔なあなたの出来上がりです。


あなたは、歯磨きするときに歯ブラシ以外の道具はお使いになりますか?

歯ブラシだけでは落とせない汚れを効率的に落とす方法は色々ありますよね。歯間ブラシ、糸ようじ、洗口液、などなど。その中で、わたしはデンタルフロス派です。

フロスは、いわば糸ようじの糸の部分だけを長~くしたものです。一回に50センチくらいの長さに切って指に巻きつけ、ピンと張った部分を歯間に通して汚れをかき出すように使います。
しかし日本人のデンタルフロス普及率は2割程度と、西欧と比べてあまり進んでいないそうです。インターネット情報によると、アメリカでは5割、イタリアでは7割くらいの人が使っている一般的な歯磨き補助道具らしいのですが、ご存知でしょうか?

映画「プリティ・ウーマン」で、主役のジュリア・ロバーツがフロスを使うシーンが出てきます。イチゴの種が歯に詰まったって…

ドラッグストアに行くと、30~50mを一巻きにして、おおよそ500円前後で歯ブラシと一緒に売られていますので、使ってないけど見たことがある方も多いのではないでしょうか。

私は5年ほど前に歯肉炎がかなり進んだのをきっかけに始めました。毎日糸を通して清掃なんて面倒くさい気もするのですが、この爽快感に慣れるともうやめられません。一日一回、寝る前やお風呂のついでにやっています。最初は毎食後やっていたのですが、歯の位置が動いて歯並びが悪くなることもあるらしいので、やりすぎも良くないとか。個人的の感想ですが、一日一回でも充分効果があると思います。

さて、歯肉炎は日本の成人の8割がなっていると言われる、ごく一般的な病気です。そのうえ糖尿病の人は細菌に対する抵抗力が落ちるため、特になりやすいそうです。歯磨きだけでしょっちゅう血が出るという方は、ほぼ歯肉炎だとか…。さらに歯肉炎が進行すると歯周病になり、そこまで進むと治療はとても大変らしいのですが、軽い歯肉炎のうちなら手入れしだいで割と簡単に治ります。歯医者さんできちんと治療を受け、あとは毎日しっかり磨いて歯垢を落とせば大丈夫です。
歯肉炎になっていると、最初のうちはフロスをするだけで出血し、糸が血だらけになってびっくりするのですが、1~2ヶ月続けてきちんと清掃していると歯垢が減り効果が出てくるので、相乗効果で炎症も治まり出血は止まります。そう、すべての原因は「残っている歯垢」なのです!

↓さて、わたしの愛用は駅のコンビニでも売っている、超スタンダードな「リーチデンタルフロス」のワックスつきです。50mタイプは700円程度と少し高いですが、30mで400円、20mで300円といった、短い分お手頃価格のもあります。私は勝手に「まとめ買い50mの方が安いはずだ。」と思っていましたが、計算してみるとどれも13円/m位になり、大差はありません。なんだ…。

リーチデンタルフロス ワックス 50M


↓また、水を吸うとフワッと膨らんで柔らかくなるスポンジフロスなどもあります。リーチのデンタルフロスで、青い糸のワックス無し・膨らむタイプと言うのを使ってみました。ノンワックスは、ワックスつきより滑りにくいが、歯垢はよく落ちるらしい。が、これは糸がかなり太く、水分を吸うとさらに太くなるうえに、ノンワックスのため滑りが悪いので、歯間が狭い私は入れるのに一苦労しました。粉っぽい歯磨き粉も付いているので、フレーバー好みの人や歯間の広い人はさっぱりして良いかもしれません。普通のフロスと違って糸がかなりソフトなので、歯肉炎が治まっていないなど、出血しやすいひとにはやさしい印象です。

リーチ デンタルフロス クリーンペースト オリジナル(32m)【REACH(リーチ)】


↓現在愛用中で、糸の使いやすさとコストパフォーマンス、そして見た目の可愛さもあり、おすすめするのはこちらの「ルシェロ」です。私はかかりつけの歯医者さんで購入しています。一巻き30mで¥300と安く、カラフルなケースがかわいらしい。外出時の携帯用としてポーチに入れておくのもいいですね。ケースが透明でなので糸残量がチェックできます。冒頭のリーチのフロスに比べると少し糸が太いかも知れません。また、リーチはワックスが結構多めについているので指がべたつく感触がありますが、こちらはそうでもありません。ドラッグストアなどで販売されているPCクリニカのスポンジフロスと似ていますが、こちらはスポンジ機能がないので膨らみません。

【ジーシー(GC)】【歯科用】ルシェロ フロス 30m


↓あと、これを買ったのか経緯が思い出せないのですが、とても「使えなかった」のがこちら。知覚過敏用だからだとおもうのですが、とにかくやわらかく、素材が特徴的です。普通のフロスと違い、1ミリ幅くらいの薄~いナイロンのテープみたいなものでできています。確かに知覚過敏には優しいソフトな感触ですが、残念ながらこの素材のせいで、水分があると滑り、歯の間に入れようとしているのに指から外れてしまうのです。また、普通の糸に比べかなり弾力があるため、力を入れて引っ張ると糸が伸びてしまい、これまた歯の間に入れにくかった…。要するに「大変使いにくいです。」これで歯垢が取れるのだろうか?

◆シュミテクト やわらかフロス 30m◆



再び独断と偏見に満ち満ちてしまいました今回のブログですが、少しでもフロスに興味を持っていただければ幸いです。近年は研究が進み、全身の病気と歯の健康はとても関係がある事がわかってきているそうです。もはや「歯がダメでも命には関わらない」という時代は終わったのですね。歯の治療は今後もっと保険の適用が広がるかもしれません。

レッツ、歯磨き!