インスリンポンプ・バンド製作所 | IDDM(一型糖尿病)・ipocoの暮らし

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こんにちは。ipocoです。


本日は再び趣味の世界ですが、インスリンポンプを引っ掛けるベルトを手作りしてみました。というお話です。


自宅にあった、花柄の綺麗な布の切れ端を眺めていて、ふと「こんな物があったらべんりかも…」と思いましたので、洋服や小物を作ったあとの、捨てられなかった布の切れを集めて、たくさん作ってみました。

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筒状に縫った布に、太めのゴムを通して縮めてみた、インスリンポンプ・ベルト、使い方も作り方も超簡単です。

使い方は、このゴムベルトをウエストに通してインスリンポンプのクリップをはさんで止め、体に固定するものです。ゴムが太めなので、体にしっかりフィットして安定感もあります。


これまでは、インスリンポンプのクリップをズボンのウエストなどに挟んで止めていたのですが、トイレや着替えの時などにズボンを下ろすと、ポンプ本体も一緒に下がってきてしまい、お腹から生えているカニューレが引っ張られるのが面倒でした。そこで何かよい方法はないか…と考えてみた結果、思いついたものです。


ポンプを身体に固定できて、
洋服を脱いでも場所が変わらなくて、
そしてウエストの周りにいてほしい。


そんなワガママな、
みっつの願いを同時に叶える、
ipocoのインスリンポンプ・バンド!


おうちにあった綺麗な布を集めて、数本作って並べてみると、ハワイのお花の首飾り「フラワーレイ」みたいに見えました。


簡単なので、ついでに作り方をご紹介します。

まず、幅8センチ、長さ70センチ程度の布を2枚と、自分のウエストの長さの3センチ幅の太めのゴムを用意します。

2枚の布の端っこを縫い合わせて、1周が140センチ程度の輪っかにしたうえで、さらに幅を半分に折って筒状に縫います。5センチほどの返し口を縫い残しておいて、そこからゴムを通してウエスト幅に縮め、最後に返し口を縫い合わせて閉じたら出来上がりです。

女の子が髪の毛を束ねるアクセサリー、「シュシュ」を作る要領です。手縫いでもできますが、布が長いのでミシンを使えばさらに早くて簡単、30分もあれば完成です。


基本的に洋服の下に隠れてしまうものですが、ちらりと見えてもかわいいので、ご興味のある方はお好きな柄で作ってみてはいかがでしょうか。


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