クマ缶に、廃棄。 | IDDM(一型糖尿病)・ipocoの暮らし

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こんにちは。ipocoです。





本日は、インスリン注射、血糖値測定につきものの「医療廃棄物」のお話です。



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このリラックマの絵がついたミニゴミ箱は通称「クマ缶」、ipoco愛用?の医療ゴミ廃棄缶です。血の付いた穿刺針や、注射の針を入れる缶です。

なにかの景品(UFOキャッチャーの景品だった気が…)でもらいました。ゲームの景品ですが、意外としっかりとした作りになっています。

フタはプラスチック、ゴミ箱本体はスチール缶製です。
フタはバネ式で、丸いところを押すと開き、手を離すとパタンと戻るようになっています。


横に倒したくらいではフタが開いたり外れてしまうこともないし、固すぎて外せないとうこともない、お茶っぱ缶のような絶妙なすり合わせ。


また、缶のサイズも1か月分の廃棄針を入れるのにちょうど良いくらいの大きさなので、そのまま病院に持って行って、中身だけ廃棄してもらっています。


ところで、廃棄針の捨て方というのは、結構病院や地域によって違って、面倒くさいようです。


ずいぶん前ですが、千葉の病院にいたときは、
 ■針がむき出しになっている状態のものだけは、あぶないので蓋付きのビンなどに入れるが、それ以外は特に決まりは無い。

と言われており、血糖値測定用の毛細ガラス管(今も使われているのだろうか?使いませんよね?)以外はすべてビニール袋とかペンニードルの空箱に入れて持って行っていました。あとは、牛乳パックとかに溜めていました。


東京の病院にいたときは、

 ■お菓子の紙箱(薄いもの)は禁止。(でも、プリングルス・ポテトチップスの筒はOKらしかった。)
 ■蓋付きのペットボトルに入れるのを推薦。そのまま捨てちゃうからね。

などと言われ、ペットボトルに入れ、丸ごと廃棄していました。なので、病院帰りはやや身軽。病院側は、とにかく看護師さんの「針刺し事故防止」に力を入れていました。安全第一という訳ですね。



ところが、埼玉の病院に移ってきて、東京のときと同じようにペットボトルに入れて持っていくと、

 ▲ペットボトルはやめろ!捨てにくいじゃないか!

と言われ、びっくりしました。そこで、

 ★だって、ペットボトルなんか返してくれなくていいよ。そのまま捨てていいよ。

と、無駄とは思いつつ、試しに言い返してみたところ(笑)、

 ▲中身の針だけしか業者に回収してもらえないから、こっちが分別しなきゃいけないんだよ!

と、再び怒られてしまいました(もちろん、もっと丁寧な言い方でしたが)。そして、ipocoは言っても分からない人物であると判断されたようで、注ぎ口の頭10センチばかりをハサミでギザギザに切り取られた、悲しげな姿の元・「お~いお茶」の2Lペットボトルを見せつけられてしまいました。ペットボトルの注ぎ口の部分なんて結構固いですから、切るのは看護師さんもさぞ大変だったことでしょう。ご苦労をおかけしました。


つまり、埼玉エリアでは、

 ▲蓋付き容器で、簡単に中身だけを捨てられる状態にして持って来い!

ということらしいのです。


「そういうことは、最初に説明しといてほしいな。」なんてipocoさんはブツブツと愚痴を言いましたが、看護師さんだって忙しいし、そんな細かいことをいちいち説明なんかしないのです。多分そうなんだと思うことにしておこう。


というわけで、クマ缶はこの条件にぴったりです。


処置室とかに巨大な「針捨て山」があって、「こちらへどうぞ」とか札が立っていたら勝手に投棄しますが…。


ポイ。