連休にしたこと?イチゴです。 | IDDM(一型糖尿病)・ipocoの暮らし

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こんにちは。ipocoです。

ゴールデンウイークも終わりましたね。今年は国内旅行が人気だったとか。みなさん、それぞれの休日を過ごされたことと思います。

さて、私も自宅から電車・徒歩合わせて1時間という大変近い場所に、イチゴ狩りをしに行きました。

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実は昨年も同じ場所へ遊びに行ったのですが、今年は人が何倍も多くて驚きました。小さなお子様を連れた家族連れのお客さんが多く、大盛況でした。

イチゴ食べ放題は30分間。なんだか短いような気もしますが、それだけの時間みずみずしいイチゴを食べ続けたら、見事にお腹もタプタプになりました。


ついこの間までは、糖尿病のカロリー制限により「食べてはいけない」生活に縛られていた私ですが、カーボカウントを導入したことにより、従来のような食事制限がなくなりました。

「食べてはいけない」から、「食べた分は注射する」に考え方が変わったのです。

今までも、注射をすれば少しは食べても良かったのですが、やはりインスリンを頻回注射していたため、針を刺す回数自体をこれ以上増やしたくない…という気持ちが常にありました。そのため、注射をしなくても血糖値が収まる程度に食べる量を抑えていたのです。

しかし、今回カーボカウントと同時にインスリンポンプを導入したことで、この「食べる=針を刺す」というストレスからも解放されることになりました。また、インスリンの注入もポンプを操作するだけで済むので、人目を避けてトイレや物陰に注射しに行く必要が無くなったのも大きなメリットでした。


そのおかげで、昨年遊びに行ったときは、半分は「イチゴを眺めて楽しむ」感じだったのが、今年は普通に「イチゴを沢山食べる楽しみ」になりました。


しかしながら、20年以上「食べてはいけない」と自分に言い聞かせてきたせいか、「気にせず食べていい」「食べたらそのぶん注射すればいいだけ」という、病院の先生や栄養スタッフさんの指導に対し、まだしっくりこないところもあります。

理屈はわかっているつもりなのですが、おそらく私の気持ちは「食べること」をまだ自由として捉えていないのですね。


このことに気がついて、私は刑期を終えた受刑者が、出所した後も刑務所の中のように規則正しい生活を続けてしまう、トイレに行くときに反射的に誰かの許可をもらおうとしてしまう、という、本だか映画の話をふと思い出しました。

そのうち、私ももう少し自然に「何か食べよう」ってなるのだと思いますが…そしてきっと、その日はそんなに遠い未来ではないと思う。


さて、30分の食べ放題が終了してイチゴハウスからでてくると、既に「本日は受付終了」の札が入り口に立っていて、新規のお客さんは入れなくなっていました。

どうやら午前中の早い時間に行かないと、お客さんの多い連休などは実が無くってしまうため、早々に営業が終わってしまうようです。


イチゴハウスへ行かれる方は、お早めにどうぞ。


最後にオマケですが、これは埼玉県のゆるキャラ「コバトン」です。デパートの前で営業していたので、撮影させてもらいました。
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