こんばんは。
IDDMのipocoです。
今日は、私のとっても大切な人・・・お母さんのお話です。
病気になったとき、私は中学生1年生でした。
お母さんは、涙をぽろぽろこぼして、「代わってあげたい、代わってあげたい」と言いました。
思えばあの時、私は親の愛というものを初めて知り、大人になったのでした。
病気になってはじめのころは、お母さんと一緒に注射の練習をしたり、栄養管理のための勉強をしたりしました。
栄養士さんに明日から食事を管理してくださいと突然言われて、母も苦労したのでしょう。
キッチンのホワイトボードには、いろいろな食品のカロリーと目安量がぎっしりと書き込まれていました。
また、お母さんにはちょっと不思議な能力・・・、低血糖をかぎつける能力?がありました。
私が真夜中に低血糖を起こして、ケイレンしていたことがあったのですが、奇跡的な方法で発見し助けてくれたことがありました。
私が寝ぼけ半分で気が付くと、そばでお母さんが砂糖壺を持って、私の口に砂糖を押し込んでいる。
私はそのとき、自分の部屋でドアを閉めて寝ていたので、何か物音でもしたから気が付いてくれたのかと思ったのですが、実はそうではありませんでした。
母はその日に限って、「あの子の寝顔でも見てから寝よう」と思い、偶然に私の部屋のドアをそっと開け、低血糖になっている私を発見したらしいのです。
みなさんのお母さんは、どんな人ですか?