『癒し』って言葉、なんか良く使われてますけど、
ワタクシ、あまり積極的に使う気になれません。
以前ね、温泉スパのマッサージを受けたんですよ。
90分コースってヤツで結構入念にもんでくれましたけれど。
(c) sachi |ストック写真 PIXTA
でね、終わったあと
疲れただけでなんか良くない。とってもよろしくない。
ゴリゴリと押されて、痛いところをより痛くされただけで、何の感覚も生まれない。
それでもワタクシやさしいので
「あんまり変わらないね」と慇懃に言ったんですけれどね、この店の人に。
そしたら
『ウチは癒しですから』![]()
と胸張って言われたわけですよ。
でもね、なんか良くわからない。もやもやしてる。
時間が経っても、あんまり、もやもやもやしていたので、帰って辞書を引いてみたんですね。
そしたら
■-癒す-■
「病気、苦痛などをなおす」意の雅語的表現
雅語-古代・中世の詩歌や物語日記の中に用いられた和語。
って書いてあるわけですよ。
って全然癒してないじゃん!
まったく癒されてないじゃん!!
こういうときはですね
「ウチは揉むだけですから」![]()
って言いなさいよ。と、思ったわけです。
『癒す』って語感がいいから使ってるんでしょうけれど、
逃げの言葉に使っちゃいけません。
それとは別に、以前テレビを見ていたときに
『究極の癒し!』などと銘打った番組を見ていたんですけれど
その内容は・・・
ドンペリのシャンパン風呂や
高価な石を使ったマッサージ、
リムジンでの送迎などと言う事をやってたんですがね。
・・・
そりゃ散財でしょ!
と思わずつっこんでしまいましたけど。
『癒し』という表現ひとつとっても、雰囲気に流されて
大きな間違いをしているわけで、間違った使われ方をしていては
受ける側も、たまったもんじゃないじゃないですか。
特にカラダに関わる仕事するヒトは、こんなトンでもない間違いをしたり
逃げの言葉で使ってほしくない、と
ワタクシはそう思うわけです。