ジメジメはタンスの大敵 | IDC 大塚家具 銀座本店

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(毎週月、水、金更新)

皆様こんにちは、
銀座本店の小林でございます。



関東も梅雨入りし、ぐずついたお天気の日も多く憂鬱ですが、皆様いかがお過ごしでしょうか。



自称メンテナンスマスターとして、
今回は「箪笥」のお手入れについてお話しようかと思います。



『箪笥の引出しが開かない!!』


『箪笥の引き出しが固くて閉まらない!!』


と言ったご相談が多い時期です。



実はこれ「湿気」が原因なんです。



対処方法はいたって簡単。
箪笥が含んだ湿気を飛ばしてあげれば、ほぼトラブル解消です。




要は引き出しの木部(大抵は桐素材)が湿気を含んで膨張し、箪笥の内側で張って固くなっている状況です。




ではどのように湿気を飛ばすか。

主に以下の3通りの方法がございます。

 
.箪笥の正面から扇風機などで風をあて続ける。

「箪笥の正面からいくら風を当てたって、内部まで届かなければ意味が無いんじゃない?」

なんて思っていませんか?

実はこの方法がいちばん確実で早く効果が出ることもあるのです。




.部屋のエアコンで「ドライ」をかけ続ける。

エアコンで部屋全体の湿気を取り除くようにしてみてください。

半日から2日間でほぼ解決できるはずです。




.箪笥を壁から数センチ離して設置する。


実は箪笥が湿気を帯びるのは、部屋側からより壁側、つまり箪笥の裏面からの方が多い傾向にあります。


壁と箪笥の間に風通しを確保し、壁から直接湿気を吸い取らないよう箪笥の位置を少しだけ前に出して見ましょう。


目安は3センチから5センチ程度で充分です。





今後お困りごとが生じるようでしたら、お気軽に弊社までお問い合わせください。


各種アフターメンテナンスにて、ご対応申し上げます!