今年もこの季節が来ました。鮎師の祭典マスターズです。家の用事で現地着はお昼過ぎ。まだ高水残りです。実釣よりも入川経路の確認を優先してエリアを回りました。2日釣りすると集中力が切れるんで、体力と集中力を温存です。


そして大会当日です。

心配された風も雨も影響ない最高のコンディション。引いたのはA-17上流エリアです。オトリを貰うと迷う事なくエリア最上流の吉定堰堤を目指しました。入川路は確認済みです。


思えばリバーサイドで開催されていた時も鉄橋か日野病院、高津ならゲンゴロウでした。

ロッドはグラスリ7の9.0のノーマルセッティング。これにデュラ004、シフト7.0の4本イカリです。泳がせと引き泳がせのコンビネーション。得意な事しかしない作戦です。久しぶりの養殖スタートでしたが、早々にオトリ替え。背掛かり3連発で出来る幅が増えて来ました。


開始1時間くらい経った時点でツ抜け。おそらくいい位置にはいるでしょう。気になるのが最上流で釣っている上田選手が全く動いてない事。引き舟を流してしまったひとつ上で釣っていた選手と会話した時、どうやらハイペースで掛けているようです。『こりゃ追撃に行かんといけん。』


上田選手の正面から竿を刺します。当然前に出て来られます。そして掛かるペースが全然違う。おそらく釣果は突き抜けるでしょう。ここでは4尾追加、挨拶して元の位置に戻りました。


さあ残りあと1時間です。ここであとどれだけ上積み出来るかが勝敗を分けるでしょう。1つ2つ3つと追加して行きます。そして残り10分、そろそろやめようかと思っていると彼の声が聞こえたような気がしました。『諦めるな。』


対岸の選手が竿を畳んだ為、一気に前に出て右岸狙い。背掛かりが来て続けて口掛かり。ここでホーンが鳴りました。残り10分で2尾追加出来ました。


全力でやりました。集中力も切らしませんでした。ヘロヘロになるまで頑張りました。検量の結果21尾でした。


そして表彰式です。A組から順位発表です。1位は言うまでもなく上田選手の50尾‼️とんでもない数字です。続いて滝見家のりゅうさんの息子さんの翔さん32尾。これも凄い数字です。そして第3位で22尾のおー君が呼ばれました。『えっ⁉️』


『同尾数おらんでくれ…』と心で祈ります。そして『ゼッケン番号Aの17番❗️』滑り込みました。

前からの景色久しぶりに見ました。

前回ブロックに行ったのは揖保川でした。今回は西城川です。


爆発的釣果でストレスを掛けてくる選手が多数参加の大会でした。その中での勝ち抜けなので、今回は素直に喜びたいと思います。


閉会式が終わっておー君と庄原を目指します。眠気と戦いながら何とかぬまた釣具に到着。西城川漁協の年券を購入しました。するとおー君から衝撃的言葉が発せられました。『オトリ買いましょうよ。』『え"〜今からやんの⁉️😱』

同じ広島県での開催です。近い、それだけです。また特に岩盤が苦手です。


『今日くらい喜びに浸っておけば良かった😭』


仕掛けからイチから作り直しです。


今日の結果はコチラ。