高津川解禁から6日が経ち、だいたいの状況がみえて来ました。やはり今の狙い目は放流モノ、解禁当初はそうなりますよね。となると、匹見町内かぁ…町内の状況は束が出る、まだアユが小さい、そんなウワサです。と言う事でリサーチも兼ねて町内に行って来ました。

県境八幡を越える時の気温は8℃。天気は快晴です。これは冷え込みが聞いてるぞ〜と思いながらゆっくり支度、水温が上がり始めてからが勝負です。今日は何年かぶりの桜並木からスタートしました。

ところがこれが掛かりません。抜かれてる上に冷え込みです。1尾目のオトリを使い果たし、いきなり背水の陣です。絶対に掛かるところ…昭和橋から諏訪橋の間。町内の銀座中の銀座です。


歩いて移動して、この区間を3時間みっちりやりました。14センチまでを34尾。数の中から型を出す的に釣り続けたんですが、一向にサイズアップなし。う〜ん…ウワサは本当でした。まだ5月だし仕方ないか。


川から上がってラーメンを食べながら、これからの展開を考えます。と言うか、34尾も掛けときながら、全く出荷ベースに乗ってないのです。所謂握りアユ、天ぷらにしかならないアユばかりです。数の中から型が出てこない事があるんですね。つまり町内のサイズがコレと言う事です。


匹見町内を後にし、迷って迷って豊川まで降りて来ました。仕掛けはナイロン015の直結、手尻30センチ出して瀬肩を縦横に通して行きます。するとガガンッと言う手応えの後に目印がシュンっ。そうよ!コレが欲しかったんよ!


光線が赤みを帯びてくる17時30分までやりました。


サイズと数を追加。最後の2尾は削り出すように掛けました。50尾。


塩焼きサイズは、広島の天然アユのお店横川の『小波』さんへお嫁に行きました。


今日はアユが小さくて焦れて焦れての展開でしたが、そんな展開だったからこそ知れる新しい発見がありました。それが収穫かな。この週末には錦川や太田川、江川と続々と川開きしていきます。人が分散してると、忘れた頃に町内きっとスパークします。忘れんように覚えとこ。