偏差値40台、現役時マイナス100点落ちからの国公立医学部医学科合格体験記。#2(数学編) | 元偏差値40台の医学生塾長ブログ(オンライン学習塾医大セミナー)

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こんにちは!

医大セミナーの吉田です!

 

今回も前回と同様、私の合格体験記です!

前回は最も重視した勉強方法について書きました!

(まだ読んでいない方はこちらを先にお願いします)

 

 

ですので、今回からは各教科の勉強法シリーズに進んでいこうと思います。

まずは、現役時に滋賀医科大学を合格最低点約マイナス100点となった最大要因の数学の勉強法です!

 

本当に数学は苦手で苦手で、模試などでも基本問題でなんとか稼いで大問の後半部分は歯が立ちませんでした。。。

普段から問題集でやっていた問題は解けるんですが、少しでも難易度が高くなると

“どーすりゃええねん!!”

って感じで思考停止になっていました。

数学苦手な人あるあるですよね、、多分。笑

 

ここから偏差値70まで伸ばして京都府立医科大学に合格した訳ですが、僕はまず“なぜ問題が解けないのか”の分析から始めました。特にクラストップの賢い奴と自分の違い解答作成者と自分の違いについて考えました。

そういう賢い人と同じ頭の使い方ができるようになるにはどうすればいいのかを考えた訳です。

 

その時気付いたのが彼らと自分の違いは主に3つありました。

それは

  1. そもそも解法、定理などの基礎的な知識が抜けている
  2. 解法や定理を知っていてもそれらの使い方が分からない
  3. 解くスピードが遅すぎる

の3つです。

 

特に重要で解決するのに苦労したのが2番です。

問題を解く作業は鍵を開ける作業に似ています。この場合、1の解法や定理は鍵を開ける道具にあたります。せっかく道具があっても使い方やどの道具を使うのかが分からなければ、せっかく道具があっても意味がありませんよね。

 

私はそれを克服するために、目の前でプロが鍵の開け方を解説してくれる“授業”に目をつけました。

やはり、実際に目の前で鍵を開けてくれるのを見ると参考書で鍵の開け方を読むよりも遥かに効率が良いわけです。

 

授業中は板書を写すのは勿論のこと、先生がどこに注目してこの解放、定理を選んだのかまで無心になってノートに書き写しました。このようにすると授業後、何度もポイントを押さえた上でそのノート見て復習し、最終的にはその先生と同じ思考法ができるようになります。

 

実際に私が予備校の授業中に書いたノートの一部がこちらです。

著作権の問題があるので問題はお見せできませんが、これはxとyが整数という条件が与えられた方程式の問題です。

問題番号の横に書いた青字の部分に注目してください。

これは先生が板書を始める前に“整数”の条件だけを見てこのような解法があると口頭で説明した内容です。

 

先生の頭の中には問題文を読んだだけで“積の形”、“不等式で処理”、“余りで分類”の3つの候補があがっていました。

これを書き留めて復習の際に見返す事により他の整数の問題を見たときに私の頭の中にも数ある解法の中からこれらの候補が挙がり、そこから問題をスタートすることができるようになりました。

 

これを繰り返していくと本当に劇的に成績が伸びました!

現在でも医学の勉強をする際にはこの方法を用いていますし、医大セミナーで教える際にはここを強調して教えるようにしています!最初はこれができなかった生徒の方々もこの勉強法が身につくにつれて成績が伸びていっています!

 

今回はここまで。次回は今回書ききれなかった数学の勉強法について書こうと思います。

 

 

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