笠地蔵と松下幸之助から学ぶ
【フリー戦略】
EXPO'70/大阪万博/松下館/紙製日差し除け帽子/
松下幸之助考案
■1970年大阪万博松下館で日傘代わりに配られた紙製の帽子です。
☆松下幸之助さんの下記のようなエピソードがあります↓
松下幸之助 万博の松下館に並ぶ
◆「人間力」エピソード集
松下館の担当者は、その長蛇の列の中に松下幸之助会長の姿を見つけて仰天した。
慌てて幸之助の下に駆けつけた担当者は、
「会長、こんなところに並ばずに早速お入りください」と勧めたのだが、
幸之助は、
「いや僕は並びたいんや」
と部下の勧めを断って二時間並んだ末に松下館に入場した。
そして後で幸之助は担当者を呼び出して、
「炎天下で延々と待っているのに日陰がほとんどない。
【紙の帽子を作ってお客さまに配りなさい】と命じた。
さっそく松下館では紙の帽子をつくり、お客さまに配ったのだが、その帽子に松下館のマークを入れていたために
「松下館に行けば日傘代わりの帽子がもらえる」と伝わり、さらに松下館への入場者数が増えたのである。