神社と狐さん | 2030年6G あなたは仕事をしているのか?

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お稲荷さんのお使いは狐ということになっています。中にはお稲荷さん自体が狐の神様であると思っている人もあるようです。この関連については色々な説がありますが、幾つか紹介します。

  • 稲荷の神と同体と考えられる御饌津(みけつ)神が誤って三狐神と書かれ、そこから狐が登場した。(「けつ」は狐の意味の古語。今でも狐を「けつね」と呼ぶ地方はありますね)(一番よく聞く説)
  • 穀物を食べる野ネズミを狐が食べてくれるので、狐を穀物の守り神と考え、そこから結び付いた。(実はこうだろう、とよく本に書いてある説)
  • 伏見の地には秦氏が入ってくる以前に狩猟の民が山の神を信仰しており、その象徴が当初狼であったのが、いつか狐に変化して後からやってきた農耕の民たちの神と習合した。(梅原猛説)

また、これに関連して、お稲荷さん・狐と華麗なるトライアングルを構成するのが油揚げです。油揚げで包んだ寿司を稲荷寿司といい、油揚げの入ったうどんをきつねうどんといいます。この問題について今泉忠明氏は次のように推察しています。(狐狸学入門/講談社)

農耕上有益な動物であったことと、その頭の良さそうな行動が中国からの影響もあり、キツネ信仰が発生していた。人々はキツネに感謝して農作物などをキツネの穴の所に供えたりするが、肉食のキツネにとって、これは有難迷惑以外の何物でもない。そうこうする内、何かの拍子に油揚げを供えてみたらキツネにとっては野菜などからすると随分マシな食べ物なので、これには口を付けた。そこで人々はキツネは油揚げが好きなのだと思うよ うになった。
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