季節を感じる日本語 | 2030年6G あなたは仕事をしているのか?

2030年6G あなたは仕事をしているのか?

ベーシックインカム導入はいつ?
その時あなたは何処で何をしているのだろうか?

 泡雪(あわゆき)

泡のように柔らかく消えやすい雪。

 雨水(うすい)

二十四節気の一つで、立春から数えて十五日目(二月十九日ごろ)。それまで雪が降ったり水が凍ったりしていたのが、雪が雨に変わり、草木も芽を吹き始め、日ごとに春らしくなるといった意味がこめられている。

 薄氷(うすらい)

冬が過ぎ、水面をかろうじて覆っている薄い氷。その薄さで春の訪れを知る。

 麗(うらら)か

空がよく晴れて、暑くも寒くもなく、おだやかな天候。「うらら」「うらうら」も同じ。

 朧月(おぼろづき)

春の夜の、水蒸気に包まれてぼんやりかすんだ月。「朧」と「霞」は同じ現象だが、「霞」は日中、「朧」は夜。

 陽炎(かげろう)

水蒸気が地面から立ち昇るとき、あたたかい空気によって光が不規則に屈折する現象。春や夏などに、透きとおった炎のように地面からゆらゆら立ち昇って見える。

 霞(かすみ)

春の朝から昼にかけて、遠方の山などの前面に帯状にかかって雲のように見えるもの。水蒸気が空気中に浮遊するときに起こる。秋の同じ現象は「霧」と表す。

 風光る

春になり日差しが強まってくると、吹き渡る風もが光って見えるというたとえ。

 堅雪(かたゆき)

春の陽気で融けかっかった雪が、夜の冷気で表面がざらめのように堅くなった状態。

 啓蟄(けいちつ)

二十四節気の一つで、三月六日ごろ。また、このころに冬ごもりをしていた虫が穴から出てくることをいう。実際には、このころ虫が地上に出てくるのは、せいぜい九州南部くらい。

 穀雨(こくう)

二十四節気の一つで、四月二十一日ごろ。春雨が穀物を潤し成長させる、ということから名づけられた。

 東風(こち)

春に東または北東から吹いてくる風。春を呼び、梅の花を咲かせるといわれる。

 三寒四温

寒い日が三日、暖い日が四日というように交互に繰り返されて春になること。

 残雪

春になっても消えずに残っている雪。「去年(こぞ)の雪」ともいう。

 春暁(しゅんぎょう)

春の暁。「曙」より時間的には早く、夜半過ぎから夜明け近くの、まだ暗いころ。

 春分(しゅんぶん)

二十四節気の一つで、三月二十一日ごろ。昼と夜の長さが等しくなる。

 春眠

春の夜の眠り。「春眠暁を覚えず」は、春の夜は気持ちがよくて夜更かしをすることが多いので、つい、朝になったのも知らずに眠ってしまいがちだ、という意味。

 

 春雷(しゅんらい)

啓蟄のころに鳴る、その年はじめての雷。春先の寒冷前線の通過に伴うもので、春の到来を告げる。

 春霖(しゅんりん)

仲春から晩春にかけての、ぐずついた天候。

 蜃気楼(しんきろう)

大気の状態によって、光線が屈折して実在しない物体が見えたり、実在する物体が実際とはちがった場所に見える現象。光の屈折によって物体はゆがんだり、長くなったり、さかさまになったり、空中に浮いて見える。蜃(巨大なハマグリ)がはきだす息で楼閣が見えるという中国の古い伝説からきている。海の上に街がみえることから、海市(かいし)とか浮島(うきしま)ともいい、俳句では春の季語になっている。富山県で春先に見られるものが有名。

 清明(せいめい)

二十四節気の一つで、春分から十五日目(四月五日ごろ)。春先の万物が清らかで生き生きしているようすを表したことば「清浄明潔」の略とされる。

 名残り雪

もう春が近いというのに、まだ冬を思わせるように降る雪。

 雪崩(なだれ)

山の斜面の積雪が、春になって地表部分のゆるみが原因となって、山腹を崩れ落ちる現象。日本海側の地方で多く見られる。

 苗代(なわしろ)

稲の種を蒔き、苗をつくる水田のこと。春の季語でもあり、「万葉集」の時代から多くの歌に詠まれている。

 八十八夜

立春から数えて八十八日目に当たる日のことで、五月一、二日ころ。農家で、種まきなどの適期とされる。

 花曇(はなぐもり)

桜の咲く季節に、空一面が薄ぼんやりと曇り、景色がけむってのどかに見えること。ときには霧や雨をともなう場合もある。

 花冷え

桜の花が咲くころは陽気が変わりやすく、ふいに薄ら寒くなること。

 春一番

2月末から3月はじめに、その年初めて吹く強い南風。発達した低気圧が日本海を通るときに吹き、気温が急に上がる。春の訪れを示す。

 春うらら

穏やかな春の日の、暑くもなく寒くもなく心地よいようす。

 春炬燵(はるごたつ)

春になって、火を弱めたり、テーブルの役割でしか使わなくなったこたつ。

 春田

まだ苗を植える前の田。レンゲソウが一面に咲いていたり、田植えに備えて水が張ってある状態の田。

 

 春告げ鳥

春が来たことを知らせる鳥。うぐいすの別名でもある。

 彼岸

春分を中日として、前後3日を合わせた7日間のこと。もともと農業始の神祭をする時期だが、「彼岸参」といって寺や墓に参り仏事も行う。

 麦踏(むぎふみ)

早春の麦畑で、麦の根元を足で踏み固めること。霜で浮き上がった根を戻したり、新芽が伸びすぎるのを防ぐため。

 山笑う

早春の山の木々がしだいに芽吹き、山全体が明るく輝いて笑っているように見えるようす。

 雪間(ゆきま)

春になって雪が融け、ところどころに現れる地表のこと。雪深い地方の情景。

 夜桜

夜の花見。

 立春(りっしゅん)

二十四節気の一つで、二月四日ごろ。春の気立つ、つまり春の始まりを意味する。いろいろの行事の起点となっており、八十八夜、二百十日などはこの日から起算する。