"こんな、ご時世なんで"
金融機関での常套句。
念には念を。要は、疑われていると言うこと。
ある意味、その徹底ぶりが有り難くて、ある意味、面倒臭い。
大切なお金を託すのだから、いい加減でも困ると思い、応じながらの苦笑い。
そうなったのも、横行する詐欺軍団の仕業。
感心するほど頭が良くて、ズルくて、社会的弱者を狙い、人の弱点を狙い、性格が悪すぎる。非人道的な"稼ぎ方"をする。
海賊気分なのか、それを印象付けるコードネームがなんか嫌で。
念には念をの徹底ぶりはいい。曖昧よりは。
しかし、よく考えてみると、悪人基準、不慮基準に思える。
世の中の極一部のために、大勢に負荷が。
詐欺防止の身分確認の徹底しかり、高齢ドライバーによる、誤動事故も。
ニュースでは、年齢を強調したりする。
若年層でも、うっかりでもありえる操作ミスだと思うけど。
そして、特別に設けられた講習が条件で、再交付。
ある人は、過信せずに、免許返納をする。
そもそも、返納の意識を持つ人は、注意深く慎重。
怖いのは、過信"私は大丈夫"の意識。
こんなご時世...起きてからでは遅い。
こんなご時世...巻き込まれてからでは遅い。
どんどん規制や徹底が多くなる。
有り難いような、そうでないような。