手を繋いでたね
海の見えるベンチで
シワとシワを合わせて溶け合うように

手を繋ぎ続けようか
水平線の色が変わるまで
血管の熱が伝わるように

手を繋ぎつかれて
雨の降り注ぐ波間を見ながら
以心伝心のジレンマを抱えて

言葉を紡いで
嫉妬が心に火を灯すまで
無心のデイドリーマーになるように

心が大きいまま体が小さくなって
あなたの体を巡るの

青紫の指先をなめてかんで
空と海の境がわからなくなるまで
体が冷えて凍えるように