二人でひとしきり花火を楽しみ、最後に取っておいた線香花火を取り出しました。
この時、心臓がバクバクしてて、物凄い緊張していたのを覚えています。
ただ、大学生の集団が近くで花火を始めたこともあり、周りが少しざわついていました。
取り出した線香花火はとても細く、長くは持たないだろうなと言うのがすぐに分かりました。
これじゃ、雰囲気はないな~と感じてしまいました。
プロポーズのタイミングを完全に逸しました。
今回はお預けかな~?と感じましたが、帰り道にもチャンスがあるはず!と、チャンスを伺いつつ、帰ることにしました。
二人で、海沿いに駐車場に戻る道を歩いていきました。
海辺ではたくさんの人たちが花火を楽しんでいて、60人くらいの大学生の集団は、みんなで花火を回したりして、若さと青春を満喫していました。
海の向こうの方を見ながら歩いていると、遠い対岸にチラッと光るものが見えました。
よく見てみると、かなり遠くで花火大会が催されているようでした。
しかも、2ヶ所。
折角だから、見ていこうかと、階段になっている所に腰掛け、対岸を眺めていました。
夏を満喫したね~と、二人で語らいつつ、花火大会2つを同時に見れるって贅沢だね~と話していました。
音は全く聞こえなかったですが、大きな花火などはなかなかの迫力でした。
来年は、どこか花火大会にゆっくり行ってもいいかもね~と話していました。
いつの間にか、周りにも遠くの花火を見る人が集まっていました。
私たち二人が見ている方向を見て、気付いた人たちが、そのまま集まってきたと言う感じでした。
これだけ人がいたら、プロポーズするにはいまいちだなぁと感じてしまいました。
しばらくすると、連発で花火が上がり、派手な感じになったので、花火大会が終わったんだなと分かりました。
周りで見ていた人たちも、いつの間にか、いなくなっていました。
ただ、海の家の光や騒々しさもあり、周囲はまだまだ明るく、浜辺では相変わらず花火を楽しんでいる人がいっぱいでした。
んじゃ、帰ろっか
そう言って、駐車場までの道を歩いて帰ることにしました。