この本,8月はお盆に読んだ本である。
読書のスピードと,ブログの更新スピードが
連携されていないのが情けないところであるが,
とりあえずは読んだ本に関する感想を
放置しておくわけにもいかないので,ディレイは許して欲しいです・・・。


【書籍情報】
Kの日々 [単行本]
大沢 在昌 (著)
出版社: 双葉社 (2006/11)
ISBN-13: 978-4575235661


【概要・コメント】
裏社会の情報屋をテーマに描いた小説である。


いわゆるハードボイルドにありがちな
体力的にも技量的にも充実した主人公というわけではなく,
体力の無さを知恵を絞って乗り越えるスタイルの小説である。


その意味では,拳銃,車,お酒などハードボイルドに
必要な要素が欠けているとも言え,逆に言えば
そういうオトコ臭い要因が抜けているという意味では
万民受けのする内容かもしれない。


また,ヒロインの描写を敢えて少なめにしているところも
本書の特徴かもしれない。ミステリアスな女性を強調するために,
ヒロインの詳細なプロファイルは最後まで紹介されていないし,
一人称小説ならではの描写方法と言えるだろう。


Kの日々 (FUTABA・NOVELS)/大沢 在昌
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