「景気さえ良くなれば日本はよくなる。」
と言う妄想が日本をダメにした。
平成の合併時に全国3200市町村をほぼ、
自費で訪問した藻谷浩介さんの
「デフレの正体」
「現場を知り、分析力のある人はこれほど凄いモノか?」と
10年ほど前に講演を聞いてからのファン。
その講演録をまとめたのが、本書。
「おおー。なるほど。」
と必ず唸ります。
簡単に言うと、
団塊の世代のリタイア→彼らの消費の減退→内需産業の不振
→若者の人件費の抑制→内需の一層の減退
と言う悪循環が日本の構造的な不況の原因。
この状況は100年に一度の不況ではなく、
2000年に一度の現役世代の減少です。
驚くべき数字が多いのですが、
特に気になったのは、大阪と首都圏の高齢者増加。
この数字を知れば、これからの5年の投資、
会社の方向を知る大きな道標になります。
そして、
強く感じたのが、
団塊の世代のリタイア後の日本を復活させる鍵が
女性の就労と経営参画にあるという事。
現役世代の専業主婦の4割が働くだけで、
団塊世代の退職は補える。
女性の就業比率は45%、500万人。
残りの700万人が週1回でも働き、
自分の稼いだお金を使えば、
日本はもっともっと豊かになれるのです。
女性起業支援をもっと積極的にやっていこうと自信を持ちました。
自分が好きな仕事でお金を稼いで、
ドンドン楽しいことにお金を使う。
コレが日本を元気にする
大きな力になります。
楽しく稼ぎ、
楽しく使いましょう。