謙虚さの本質 | 新・家元制度オフィシャルブログ

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田坂広志さんのメルマガからです。


「謙虚さ」の本質



 誰でも知っている諺でありながら、
 長い歳月を歩んだ後、
 その深い意味を知る言葉があります。


 実るほど、頭を垂れる稲穂かな。


 若き日に、この言葉の意味は、
 素朴な人生訓であると思っていました。

 人間は、学問と教養を身につけ、
 社会での地位が高くなるほど、
 謙虚にならなければならない。

 そのことを意味した人生訓であると
 思っていました。

 しかし、数多くの歳月を重ね、
 人の心の世界の機微を学ぶにつれ、
 一つの真実に気がつきます。


 人間は、
 謙虚になろうと思って、
 謙虚になることはできない。


 その真実に、気がつくのです。

 そして、そのとき、
 人間学の世界で語られる一つの言葉が、
 重い響きを持って、聞こえてきます。


 自分に自信の無い人間は、
 他者に謙虚になることはできない。


 「謙虚さ」とは、
 自分の中に静かな自信が実ったとき、
 自然に現れてくる資質なのでしょう。



最近は草食系が増えて

アグレッシブな人が少なくなったと言われていますが、

「謙虚な人=自分の発言をしない」

と誤解している若者も多く見受けられます。


私は『頭が高い』と言われ続けて、30年以上。

20代からこのスタイルを通してきました。


そろそろ、

「実るほど、頭を垂れる稲穂かな。」
の心境も語れるようになりたい。


かな?