高級ブランド品の販売がピーク時より8000億円もマイナス。
1996年は1兆8900億円。
2008年は1兆600億円。
昨年に比べても、10%以上のマイナスを記録している。
これはリーマンショックの一言で片付けられない現象。
景気が回復しても、
高級ブランドは復活しない。
元々、高級ブランドがなぜ支持されたのか?
それは、
最高級の顧客対応をしてきたからである。
カバンを例に取ると、
徹底的に革の質にこだわり、
ベテランの職人が秘伝の技を使い
丁寧に縫製する。
このブランドを持つことの安心感と
信頼感を長い時間をかけて勝ち得てきた。
ブランドメーカーが犯した
商品を作るうえでの間違いは2つ。
1.高級ブランドブームに乗り、
大量販売体制をとるために
製品をOEM。
2.客層を広げるために
メンズ商品を作ったり、腕時計、アクセサリー
商品の横展開で稼げるだけ稼ごうと言う事が
ブランド戦略になってしまった。
どのブランドを見ても、
メイドインチャイナ
同じラインナップでは
ユーザーに見限られても仕方が無い。
さらに、
もうひとつ大きなことが。
全身をブランドで飾る事が
格好悪いと感じる若者が増えたこと。
自己表現の手段として
ブランドで着飾ることが
ブランド価値を持たなくなってしまった。
ブランドを借りての自己表現よりも
自己実現。
そんな若者の醒めた目が
おじさん、おばさんたちにも伝播して来ている。