昨日までは春の天気。そろそろ木の枝に蕾が。
これはソメイヨシノで、この木は去年ブログを書き始めた4月中旬には、花も散った、葉桜の写真を紹介しました。

まだまだ固い蕾ですけど、きっと満開の桜をご紹介しますね。
こちらはハクモクレンです。こっちは間もなく咲きますよ。

表題のアイドルのお話。
今回の芥川賞は宇佐見りんと云う21歳の現役大学生。
芥川賞だから読むわけじゃないのですけど「推し、燃ゆ」の推しに惹かれて読みました。
「推し」は、そう一番好きなタレントやアイドル、歌手を応援する、、そんな意味。
「推し高校生」の話。
そして「燃え」が「萌え」でないところが芥川賞の所以か。
過去に芥川賞が決まってすぐ読んだのは「火花」これは芸人さんが書いた芸人さんの話。
芥川賞と直木賞。純文学と大衆文学の違いが正直わかっていません。
でも読んだ両作品共、純文学と言われると、自分の思っていた純文学とはイメージ違いすぎ。、でした。
そして中森明夫。こちらは30年以上キャリアのオタク文化の担い手にしてアイドル評論家。彼の小説「キャッシー」
こちらは「推される」ほうの物語。
地方出身;小学校・中学校でひどいいじめにあって、自分ではアイドルには程遠いと思っている高校生が、グループアイドルになる話です。
ふたつの話の共通点が一つだけ、主人公の父親が娘に無関心。偶然でしょうか?
加藤シゲアキは言わずと知れたアイドル「NEWS」のメンバーにして今回は直木賞候補にもなった小説家。
アイドルは。今更ながら市民権を得たという以上に、ゲーム・アニメ文化に続いて世界進出の担い手になるのではと再認識させられました。
日本の芸能界にアイドルという言葉が湧いて出てきたのは50年ほど前ですかね。
ちょうどこの世界に入って、給料をもらい始めた頃。
アイドルは、ある意味蔑称でしたね。先の中森さんが1980年代に生んだ「おたく」もアキバ系の地下アイドルにたむろする男を言い表した蔑称と言われて、一時は差別用語として扱われたようで時代は変わります。
調べればアイドルはラテン語で偶像崇拝。そして世界的にはidolは1940年頃に、ジュディ・ガーランドが最初のようです。1960年代にはシルビー・バルタンが映画「アイドルを探せ」の主役でテーマソング歌って日本でもヒットしました。その頃はビートルズもアイドル。ジョンレノンにもリンゴスターにも推しがいました。
オリンピックからもアイドルは出ます。北野武はコマネチ推しかも。
日本でのアイドルはちょっと違いますね。
ジャニーズの第一号アイドル「ジャニーズ」は王道ジャパニーズ・アイドル。デビューは1964年。ジャニー喜多川さんはアイドルをアイドルとして絶対的な信念を持って死ぬまで60年にわたって生み続けてきたんです。
アイドルでいいじゃない!といってアイドルを堂々と演じた最初は天地真理あたり。男性ではやっぱりジャニーズ事務所の郷ひろみでしょ。
その頃から男性女性ごろごろアイドル。歌や演技は二の次。ルックス・人気第一。
そのせいか、1970年代にはアイドルとは歌や演奏や演技で評価されるのではなく、可愛いいというのが先行して人気が出た芸能人と受け取られ、アイドルと呼ばれるのを嫌った芸能人がたくさんいましたね。ジャニーズとちょっと毛色の変わったアイドルがグループサウンズから出てきました。
1970年に入ると、グループサウンズも下火になって、その中からソロ歌手や役者デビューしたのが沢田研二と萩原健一に代表されますね。もちろん、あまた多くのグループアイドルから抜きん出てきた二人ですから存在感も一流でした。1970年代を代表する二人でした。
萩原健一はストイックに役者道を進みます。沢田研二はアイドルと呼ばれることを厭わず人気歌手であり続けます。このたりからですか、アイドルとかアーティストとか役者という言い方にこだわるのは。
時代は回りますね。時を同じにしてフォークソング・ブームがきます。井上陽水とか泉谷しげるとか。顔は二の次。歌と作品で勝負の時代。(失礼)
でも、そのアイドルが今のように、認知され、オタクを堂々と自分の肩書きにする時が来るとは思ってもいませんでした。
次回もアイドルについてお話ししようと思います。