【地方行政と医療】極北ラプソディ 海堂尊 | 鉄分の多い読書日記

鉄分の多い読書日記

何か書きたいことがあれば気ままに書き綴る。
書かなければいけないという義務にとらわれない独り言。
ちょっと鉄分(鉄道ネタ)が多くなるかもしれません。
でも、それにもとらわれたくないかも・・・

桜宮で活躍していた世良さんと速水さんが北海道の隣り合った市で、救急救命センターと救急を受け付けない市立病院の(実質的な)代表として采配を振るっています。

主人公は市立病院で、世良院長の二人だけの医師として勤務している今中です。

世良院長の横暴ともいえる救急拒否というスタンスに対して、内心では反発しているものの、医師が二人だけという現実に表立って反論できないことにもやもやをためていました。
隣の市の市長は、救命センターにドクターヘリを導入し、地域医療に前向きに取り組んでいるのですが、主人公の働いている市では財政破綻のため、医療規模を縮小せざるを得ない状況です。

そんな中で世良院長から救命センターへの派遣命令を出され、ドクターヘリに乗ることになる主人公は、それでも自分の勤務地である病院を見捨てることができません。

過疎地域の財政と地域医療の両立をどのようにバランスしていくか

両方の医療機関の体制を通して、問題を投げかけていると感じました。

 

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