主人公は市立病院で、世良院長の二人だけの医師として勤務している今中です。
世良院長の横暴ともいえる救急拒否というスタンスに対して、内心では反発しているものの、医師が二人だけという現実に表立って反論できないことにもやもやをためていました。
隣の市の市長は、救命センターにドクターヘリを導入し、地域医療に前向きに取り組んでいるのですが、主人公の働いている市では財政破綻のため、医療規模を縮小せざるを得ない状況です。
そんな中で世良院長から救命センターへの派遣命令を出され、ドクターヘリに乗ることになる主人公は、それでも自分の勤務地である病院を見捨てることができません。
過疎地域の財政と地域医療の両立をどのようにバランスしていくか
両方の医療機関の体制を通して、問題を投げかけていると感じました。
- 極北ラプソディ (朝日文庫)/朝日新聞出版

- ¥756
- Amazon.co.jp
- 【1000円以上送料無料】極北ラプソディ/海堂尊

- ¥756
- 楽天