不妊治療などで高額な医療費を支払っている人にとって、確定申告での医療費控除は必須事項かと思います。
私も毎年申請し、医療費還付や市民税・住民税の減額などの恩恵を受けてきました
過去の不妊治療助成金や、保険適応の対象外である高齢妊活者にとっては、少しでも家計を抑える手段の一つですよね
私は、菅さんが助成金の所得上限撤廃をしてくれたおかげで、幾分か(令和3年から43歳になるまでの1年ちょっとの間に受けた治療分のみ)は助成金の恩恵を受けることができました。
なのになのに、昨年分の医療費控除申請、していなかった私です…、ハイ
本来であれば、確定申告は3月15日までだと思うのですが。
ここ2~3年は、日々仕事と治療、最低限の家事をこなすことで精いっぱいで、なかなかその他のことに手が回らず…。
一昨年までは、コロナ対応で申請期限が延長されていたので、多少遅れて提出しても問題なかったのですが、去年は余裕でアウト。。。
でも、税務署に問い合わせて、医療費控除に関しては、過去5年分であれば遡って申請は可能なので、前年分の申請も3月15日過ぎていても全く問題ないですよ …とのことだったので、2~3か月遅れで無事に申請いたしました
そんな経緯があったので、今年も余裕をかましていた私
今年の確定申告の時期は、まさに職場を辞める辞めない(辞める意思は固まっていたけれど、看護部と色々話し合いあり)があったり、心身ともに疲労困憊な状態が続いていた時期でもあって、申請準備どころじゃなかった。
退職後は退職後で、妊娠発覚からの体調不良でほぼ寝たきりみたいな日々…。
夏は暑さにやられ……
まぁ、後半は言い訳半分ですが、体調も落ち着いて色々活動できるようになってきた9月。
ようやく重い腰を上げました
ただ、ここまで確定申告を伸ばし伸ばしにしたことにはもう一つ理由があって。
昨年、中古マンションを購入し、リノベーションをした私達夫婦。
住宅ローンを共同名義で組んで資金調達したんですよね。
なので、去年分の確定申告をするにあたっては、医療費控除の他に、住宅借入金等特別控除(いわゆる住宅ローン控除)の申請も併せて行わなくてはならず、この辺の申請方法がどんなにネットで検索しまくっても、私には答えが導き出せなかったのです… 結果、伸ばし伸ばしに…
今回、確定申告をするにあたってわからなかったことは、主に次の2点
・現在、無職の私。医療費控除は同一世帯のうち、年収の高い人で申請した方がお得というが、基準となるのは去年の時点の年収?今年の年収?(去年なら夫より私が上、今年なら逆)
・住宅借入金等特別控除に必要な、ローンを組んだ銀行からのお知らせのハガキが私と夫の両方に届いたが、住宅借入金等特別控除は夫で申請?私で申請?それとも二人とも申請?
夫にも何度か“どうなんだろー?”と声をかけてはいたのですが、過去の医療費控除は全て私が手続き・申請を行ってきたので、今回の確定申告も私任せというかどこか他人事
今年は住宅借入金等特別控除の申請もあるし、もしかしたら夫の名前での申請が必要になるかもしれないこと、住宅借入金等特別控除に関しては、今年の会社での年末調整に間に合うように、早めに手続きを終わらせておいた方が良いこと(住宅借入金等特別控除は2年目から会社の年末調整で申請可能。1年目のみ確定申告での申請手続きが必要になります。住宅借入金等特別控除に関しても、本来は1月~3月での確定申告が必要でしたが、医療費控除同様、3月を過ぎてからの追加申請が可能であることは確認済でした。)などを伝えると、「え、やばいじゃん。それは早くやらないと。」と、ようやく重い腰を上げてくれました
とはいえ、次の休みに税務署に相談に行こう!って決めたくらい
二人分の医療費の集計と、住宅借入金等特別控除に必要そうな書類の準備は私がしました
時間あるし、医療費の集計(申請の対象となるものの振り分け等)は私の方が慣れているので、一緒にやってくれる姿勢が見えただけで十分満足です
次の夫のお休みに、準備した資料を持参して税務署に出向いたのですが…
『直接相談は事前のご予約を』の張り紙が…
一応、窓口で去年分の確定申告をしたいこと、申請方法についてわからない部分が多く、直接相談したいことをお伝えすると、改めて医療費控除と住宅借入金等特別控除それぞれに必要な申請書類の一覧を準備してくれ、1週間後に相談予約を入れてくれました。
長くなったので、続きはまた次回