以前、エンジェルサウンズの購入を迷う記事を書きました
つわりが少しずつ落ち着いてきたけれど、胎動はまだ感じない時期で、妊娠が継続できているか知る術を求めていた時期だったように思います。
ご自身が使ったエンジェルサウンズを“お貸ししたい”と言ってくださったブロ友さんもいらしゃったのですが、妊娠経過の節目節目で我が子の心音を確認し、赤ちゃんの成長を出産までご夫婦と共に見守ったであろうお品。例え今使用していなくても、思い出深い、大事なものであるだろうし、お言葉に甘えてお借りして、万が一壊しでもしてしまったら申し訳なさすぎるので、エンジェルサウンズの購入について少しご相談させていただき、自分で購入することにしました
確か16週くらいのことだったと思います。
迷いに迷っているうちに、結構週数過ぎてた~
エンジェルサウンズは12週頃から心音が聞けると言われています。
いざ届いたエンジェルサウンズに、夫も興味深々。
二人で説明書見ながら、さっそく試してみました。
ジェルをつけて、下腹部あたりを探ってみるけれど…それらしいものは聞こえず
夫が「結構下の方らしいよ」と、私に代わって音を探り始めると、すぐに“シュン、シュン、シュン、シュン”という音が
今思うと、この時聞こえた音は、胎児心音ではなくて臍帯音だったのですが、150回台/分、力強く聞こえていて、「すごいね」「ちゃんといるんだね」ってしばらくその音に聞き入っていました
「もっとトクトクいう感じの音なのかと思った!」と夫は言っていましたが、それは臍帯音だったからですね。
後に、“トク、トク、トク、トク…”という心音も聞くことができました
週に1~2回、聞いていたかな?
3~4日あくと、夫が「アレ、最近聞いてなくない?」と、さりげなく催促してきてました
当時、受診結果を私から聞くだけだった夫にしてみれば、唯一自分が直に赤ちゃんの存在を実感できる手段だったんだと思います
17週あたりから、“ん?これは腸ガス?…じゃないよなーもしや胎動!?” というものを感じ始め、19~20週あたりには明らかな胎動を自覚できるようになりました。
23~24週になると、膀胱や腸、胃などを、グイっと押される感覚がわかるくらい、胎動がはっきりしてきました
夫も、エンジェルサウンズより、自分の手で胎動を感じたいらしく、お腹に手を当ててくることが増えました
なので、いまやエンジェルサウンズの出番はめっきり減ってしまいましたが、“あれ?今日、あんまり胎動感じないなー。”という時に取り出して、力強い心音に安心をもらったり、この間実家に帰省した際は、母にも心音を聞いてもらったりしました
うちの母、結構ドライで、帰省中、体調を心配する声かけをしてもらったことは一度もなかったのですが(何事もなく出産までいけるといいですね、とか血糖管理がんばってください、とかはあるけど、体調どう?とか赤ちゃんどんな感じ?とかは全くなし。興味がないわけではないと思うんですけどね…)、「この機械、赤ちゃんの心音聞けるんだよ。聞いてみる?」と声をかけると、意外や意外、「どれ~?」と興味を示しまして。
母の時代は、エコーなどなかったそうで、生まれてくるまで赤ちゃんの病気とか性別はわからなかったそうです。だから、心音だけとはいえ、お腹の中の赤ちゃんの存在を感じることに興味が湧いたのかな?
スピーカーがないので、エンジェルサウンズにつながったイヤホンの片方を夫、もう片方を母が装着し、私の下腹部に顔を寄せ合い心音を探してもらうという、なんともシュールな光景
すぐに心音が聞こえ、夫の装着していたイヤホンは私へ。
母と二人で赤ちゃんの心音を聞いていました。
うん、うんうんと頷きながら、「聞こえる。速い!わかる。凄いね~!」としばらくその音に聞き入っていた母。
なんだか感慨深かったです
医療者癖が抜けなくて、心音を聞いた際にはついつい心拍数をチェックして、胎児徐脈や胎児頻脈、胎児不整脈がないかを確認してしまうのですが、今のところそれらの心配はなさそう
お昼の血糖が微妙~にベース上がってきている気がするので、血糖コントロール第一で過ごしていきたいと思います