全部を書き終えるまで2年もかかるとは。
去年の2月には思ってもいなかったです。
もう「裏切りとは」の続きといっても読んで下さる方も…と思ってましたが、興味を持って下さりアクセス頂きありがとうございます。
いいねもありがとうございます。
ブログを始めてからは、この物語一つだけを書いてみて思ったことを書きます。
私自身は長い期間一つのことを想い続けるということは、どういうことかを体験していました。
「裏切り」の真意には、時間をかけて築いた自らの本心が宿ってます。
因縁とも言える裏切り行為の中に何を見るのかを考えてました。
主人公の真緒を、もう一人の私の様な知人の女性の思春期をモデルにして、心の中に寄り添う時、正直何度も投げ出したくなりました。
何せ、自分で自分を裏切ることの苦しさを共に味わっていた様なものですから。
なので、どうにか無心になって最後まで書き終えたから今、真緒を愛することが出来たと言えます。
若さ故の自信の無さも、自分を肯定出来たら裏表になると信じています。
若い頃は誰もがエネルギーを持て余して、全てに迷ってばかりだったのではと思います。
「裏切りとは」の第一部は、一般的にこうであろうと他人から想像出来うる真緒。
自分が変わることでしか、今と未来は切り開いていけないことを知るきっかけを近くにいる友人達からもらう。
自分の想いは、言葉と態度に表さなければ伝わりはしないもの。
身の内から出る想いで、誰よりも自分を大切にしなければいけないと理解する段階。
「心の中のキミと」の第二部は心の中に住む苦悩する自分と戦う真緒を晒してます。
過去の喪失に脳内変換を認めてしまう。
コンプレックスと向き合い、学業と部活を真剣に取り組むことで、周りとは異形な自分を信じていく精神性を手に入れる。
他者からの愛情を素直に受け入れることの出来る自分になる。
そんな成長も、それまで目に見えない周囲からの愛情をしっかり受けてきたからこその克服とも言えます。
真緒のモデルの方は、実際にはもっと魅力的です。少し一緒に居るだけでとにかく愛されるのが理解出来ます。
いつも正直で、感受性豊か。
美人で優しい大人の女性です。
私が彼女と出逢ったのは三年余り通っていたダンスのカルチャースクールでです。
彼女の独特な感性を表現するきっかけになった出来事はというと、私は今までの人生で四人ほど、女性から「初めて見た時タイプと思った」と、言ってもらうことが有りましたが、彼女にもそう言われました。
でも、彼女は彼氏と仲良いようですし、他の三人の方も夫持ちとかの方でした。
有難いことですが、他に誰もいないところで言われると何とも返事が出来ない空気でしたが、結局好意を持ってくれていただけのことでした。
それで、曖昧な性の嗜好を持っている人たちは案外多いと知っていました。
真緒の試練は少し盛り沢山の内容な感じでしたが、大筋はすべて事実に基づいているので、何かを外すのは違うと思って書きました。
真緒が、たくさんの葛藤を経験する中の、生活感というかリアリティを高める為にも私自身の経験も足して書くことにしたのは、剣道部出身なこと、ずっと大切な親友がいたのが理由です。
一番心が揺れたのは、思春期の泉海という真緒の過去の友人の存在です。
「裏切りとは18」までを書いて、続きの物語は8割ほどを下書きだけしてました。意外とほぼ手直しの無かった最終話公開まで時間かかってしまったのは、彼女への気持ちに悩まされた為です。
ずっと考えて、その友人を泉海という名前で書くことにしました。
その時は、まだ自分で思うよりずっと、これを目にした誰かを傷付けたりしないか、自分はブログで物語を書いているだけの一般人でも、誰かからどう思われるかを気にしていました。
ですが、私の実際の経験を元に泉海の人物像を書くと決めた時、その気持ちは捨てました。
それでやっと去年の夏に「心の中のキミと」をブログ公開出来ました。
私の友人だった泉海は「ゆうこ」という名前でした。
ゆうこは私の心の中で、ずっとあのままのイメージで生きています。
真緒のモデルの方の友人の通りになれば泉海は亡くなった女の子でした。
でも、私には書けなかったです。
去年3月の半ばに、自分の人生で初めて身近な人が急逝されて、あまりに苦しくて。
突然の別れを死で描くことが出来なかった。
誰もが死と隣り合わせなことは頭でわかっていても、病床に何度も伺って別れの時を覚悟しているのと、全くそうで無い場合の違いの大きさに初めて直面して、私はゆうこのことをずっと考えてました。
どんな理由が、より自ら苦しむ原因かというと、やはり後悔。
私も後悔ばかりして涙していました。
3月初めに皆で食事に行く事があって、私は風邪をひいていて断りました。結果、その方との最期の食事の機会でした。
風邪をひいていた自分が悔しくて。
もう二度と会えなかったのにと。
ゆうこにもう一度会いたい。
ゆうこは私のこと覚えているかな。
もう覚えていないかな…
私自身は小学六年生の頃の気持ちをどこかに閉じ込めて生きてきました。
真緒のモデルの方は、奪われた命の前でどれだけの想いをしたかと想像することは出来なかった。
去年の春は、たくさんの女性蔑視問題が、世間を席巻して苦しく辛い想いを抱えた女性達を見てきました。
そして、5月には遠い街の一人の幼い女児の死。二度と起きてはならない事件でした。
そして、また今年も凄惨な事件が…
昔の私の様に傷付いた心で、まだ暗闇の中でいることを誰にも言えない被害者の友人達の代弁者になりたかった。
それだけが、実際はいびつな気持ちで学生時代をどうにか送っている真緒を表現する力になりました。
私のゆうこは穏やかな癒しの泉にも似た存在だった。
何度も考えて決めていた泉海の名前の中に、幼くして命まで奪われた一人の女の子の無念も込めて、私のゆうこを想いながら表現することは、胸が痛かった。
失った友人の存在を蘭の存在が埋める。
自分らしさを求めて大人になってゆく。
自分の大切な人をどう大切にしてゆくのか決断する。
愛されることを心から受け入れて、自分を好きになって肯定してゆく。
これらのこと私の出来る限りで表現しました。
私の高校時代は尊生の様な優しく完璧な彼氏はいませんでしたが、名前だけはこれをつけると最初から決めてました。
私の元彼の「□生君」の生という字。
高校に入って彼と初めて会った時からいい名前だなって思ってました。
私のとても好きな武将「足利尊氏」の尊の字と合わせて尊生、たかお です。
これで気持ちが上がりました。
元彼は高二の修学旅行で行ったディズニーランドで制服デートを夢見る可愛いところはありましたが、尊生の様に甘くなかったです。私も完全に女友達と周る気満々でしたが、そういえばと二人で周りました。
修学旅行の思い出なので、私はまだ写真とか持ってます。
私にとって初めて出来た彼氏だった□生君は、隣に並ぶのが嫌になるような美肌の男子でした。
真緒のモデルの方はとにかくモテるので、そこはリアルにと思いましたが、何より難しかった。研究、努力しました。
私のことを好きでいてくれる彼女を私も好きですが、彼氏もいるので友人です。
全てに感謝します。感想も。
これは、あなたの魂が入っている物語ねと、言ってくれました。
ただ彼女の瞳は値千金のように思います。
大和君は大人になってからですが交際を申し込んでくれた人の名前で、作中の唯一の実在する知人名です。
とにかく自分の名前をカッコいいし大好きと言ってました。自分の名前をそんなに気に入っている人は彼ぐらいしか知らないし、とても合うと思い付きました。
私も確かに大和という名前は素敵と思いましたが、暗に結婚したら大和になれるよお誘いの申し込みは断ったら、その直後に私の心優しい友人と交際、数年同棲して東京で起業、結婚後には社長として成功しています。どちらも驚きました。
何気に彼は私じゃなくて、友人を選んだから成功したと心から思います。
友人は芯は強く見た目は繊細な優しい理想の女性で、私は自由を何より愛している人間ですから。
いろいろ凄い行動力の彼は、まだ3回目の驚きをくれました。
なんの由縁でか、彼の会社にテレビの番組が来た時は…あのTKが来社。長時間滞在の模様。
ですが、彼のお気に入り氏名ヤマト繋がりで言えば、俳優TKは映画宇宙戦艦ヤマトに御出演してました。
私も作品のアニメはかなり好きです。
本当に未来は楽しいと思います。
大和君の人物像自体は実際に長年、学校で側にいた男子をあてました。
幼稚園から一緒にいたからよく観察してました。笑
大和君はキーパーソンなので、彼に当て書きすると本当にやりやすかったです。
性格はともかく、引き締まった脚にだけは惹かれてました。もちろん私はあの告白はされてません。
ただ、成人式の時に再会したら究極のツンデレをしてくれました。彼らしさ全開。
ほぼあの様な人物で退屈しなかったし、自由で楽しかった。少女だった私にも男子は自分勝手なのが普通と教えてくれました。
蘭の人物像は創作ですが、おおむね性格は私の親友そのままに近いです。
とってもスタイル良くて天然な美女です。
で、昔からお金持ちが好きでした。
ゴルフ場経営者や飲食店経営者の子息を狙ってました。あと、不動産建設会社社長のイケメン子息。笑笑
別に良いと思います。
彼女は私が物凄く悩んでいる箇所を書いている時に久しぶりなLINEをくれます。笑
いろいろ無意識で爆笑をくれます。
存在が好き。結婚して遠い所に住んでいるからそう会えないですが。
彼女は以前、婚約する直前で彼氏を病気で失ってますが、それを強く乗り越えてきました。今は優しい旦那さんといます。
ずっと芯の強いところに私も勇気をもらえてます。
ヒロインはどこにでもいて、強く優しく美しく生きてます。
私も目指していきたいです。この物語が誰かにとっての「一輪の花」になれたら本望です。
「裏切りとは」は、怒りの感情を常に抱いて書いてました。
やはり疲れました…
途中一年間、途切れている時もずっとやめたい気持ちと、何より自分も成長するために続けるべきという気持ちが戦っていました。
今後、これ以上の葛藤は経験することが無いと思います。書き始めた2年前には思いもよらない日々でした。
そして、ゆうこと過去と現在の友人達に深く感謝します。
全部読んで下さった方は少しお疲れになったと思います。
本当に御縁に感謝致します!
次は、恋愛物語をゆっくり書きます。
icida