内臓が拒否る
歯茎の痛みにどうにもならなくなり、色々と調べていい感じの歯医者を見つけた。
よくよく話を聞いてくださり、しっかりと説明をしてもらえた。
まずはC4の虫歯を3本抜いてから、残りの虫歯の治療や歯石取りを始めると。
過去になんども注射で心臓バクバクしたり手が痺れて目の前が真っ暗になったことがあり、怖いと話したら、口腔外科を紹介してくれた。
早速予約を入れ、後日紹介先の口腔外科へ。
その日はなんだか私の機嫌が悪く、父と喧嘩し、バス停の世話焼きにほぼ無理やり一本早いバスに乗せられ、なんだかどんよりした違和感を感じていた。
診察室に行くと、なんとなく自分にマッチしない。だがとても頼り甲斐ありそうな腕っぷしのしっかりした先生で、怖がりの私に全身麻酔で3本一気に抜くことを勧めてくれた。
私もそれが1番いいと思い話を進めてくいと、事前検査とPCR検査が絶対条件だという。
PCR検査するくらいなら死んだ方がマシだと思ってる私。唾液ではダメかと聞いたが、鼻からだと高圧的に言い切られた。先生のイライラした波動が伝わってきた
世の中まだそんなレベル?
がっかりして即座に断ってしまった。
恐怖心はあるが、もう紹介元の歯医者で一本ずつ抜く方がマシだと思い、元の歯医者へ予約をとりに行った。
事情を説明したがどうやら口腔外科を紹介してくれたのは骨まで削らなければならないほど深い虫歯であったからだと知った
結局、そこでは抜いてもらえない。
仕方なくその日は近くの神社やお寺を参拝し、身代わりのお守りを買い、少し気分を安らげてからエビマヨ定食を食べてボーッと考えていた。
どうしようかな。。。
やはり紹介先の口腔外科に行くべきだろうか?確かにいい先生なのだろうけど、なぜか嫌な感覚しかなく、思い出すたび気分がどんどん滅入って行った。
もうこうなったら、虫歯をほっといて虫歯菌が血管に入って敗血症起こして心筋梗塞になって死んだ方がマシ
そんなこんなを友達やら妹やらに話してネガティブを少し脱出
そしたらなんかもうどーでも良くなってきた
なんとなくネットで検索し、親知らずの抜歯が上手いところを探した。あくまでも口コミ。それでも藁をも掴む思い。
あった!
先生は高圧的で「詳しく説明はしません、抜糸は行きつけの歯科でどうぞ」的なところなのでスルーしそうなもんだが、ここに決めた。
注射でパニックになるのに、いきなりズブズブ刺してくる医者を選ぶとは。でも、なぜか嫌な気がしない。むしろ内臓が喜んでるような勇気が湧いてきた。
ほほー。勇気が湧くものなのか。
ネガティブの霧が晴れた。
今の選択が良くないものに繋がっていると、内臓が拒否る。良いものに繋がっていると内臓が元気になる。
そうか、そういうことか。
オーリングテストではっきり答えを見分けられる人はそれを使えば手っ取り早いが、私は上手く使いこなせない。
だけど、内臓が一丸となって拒否る感覚はわかる。
『腑に落ちる』という言葉があるが、やはり、内蔵が理解したり感情を持っていたりするのではなかろうか?
引き寄せはある種の未来予知なのだろう。
自分が選択して決定したら、その時点で未来が変わる。嫌な気分になるなら『やめておけ』と言うサイン。変更すべし!
ということで。
5月半ばすぎに、歯を3本、、、
抜いてきます
完