...そっかぁ...。
智くんそんな事言ってたんだ。苦笑
うん。
にのちゃんに関しては特に超人的に
勘が鋭くなるでしょ。智さん。笑
まぁねぇ...。
雅紀から智くんの話を聞いて...
そろそろ限界かもなぁ...と思った。
でもさ...後もう少しなんだよなぁ...。
え？そうなの？
ん。
明日事務所に仕上げを手伝ってくれる
俺の知り合いが来る事になってる。
そっかぁ...じゃあ...
もう少し智さんには黙ってる？
明日来て貰ってから...考えるわ。
分かった。笑
この時。
智くんに言わずにいた事で...
事態がややこしくなってしまう事を
この時の俺は全く思いもしなかった。
･*:.｡.･*:.｡.･*:.｡･*:.｡.･*:.｡.･*:.｡
今日は窯の方で作業をしてて。
一区切りしたから少し休憩しようと
工房の方に戻ってたら。
事務所に...知らない奴が居るのが見えた。
カズと翔と...三人で笑顔で話をしている。
...仕事相手なのか...。
その時は...そう思っていた。
工房で休憩した後...
以前描いたスケッチの器を作ってみようと
工房の裏に出て土を作っていた。
...ら...。
カズの声が聞こえて来た。
駐車場に向かって歩いてるのか...。
今から出るのか？
そう思ってカズに聞こうと
駐車場の方を覗いたら...
そこにはカズと...さっき事務所で見た
知らない奴が居た。
...今日は...遠くまで来て下さり
本当にありがとうございました。
いえいえ。
僕もこちらを見てみたいと思ってたので
丁度良かったんですよ。
そう言って頂けると...助かります。
それじゃあ...次は...
明後日の土曜日に僕の所で会いましょう。
はい。宜しくお願いします。笑
カズが...凄く嬉しそうに笑いかける。
次？...次って何だよ...。
アイツの所で...会うのか？
...仕事...の話だよな？
そう思った次の瞬間。
俺は...自分の目を...疑った。
カズが...ソイツと...抱 き合 っていた...。
To be continued.