コトノハ。~愛のカタチ~3 | 智つぼ。~ワタシの好きな大野くん、時々アラシ。

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『えっ?!大野くんのそんなとこが好きなの?!』と周りから言われる、ワタシのツボや萌えポイントを、思いつくまま書いている智つぼ。(さとつぼ。)です。



30分後。

目覚めた和に可愛く怒られ(笑)

迎えに来た翔には呆れられながらも

師匠の病院へと向かった。



紅葉さん...こんにちは。


あら...翔くん。智も。

わざわざ来なくても良かったのに。笑



ベッドの上で半身を起こした師匠が

俺達を見て笑った。



...師匠...体...大丈夫なのかよ...。


大丈夫だって。笑

まだまだ元気でいなくちゃ。

もっと智の器を見ていたいし。笑


...師匠...。


それに...ワタシまだ和也くんと

デートしてないのよ?


は?


1回チラッと会わせてくれただけ。

ワタシだってもっと和也くんとお喋りしたいしお出かけしたいわ!!( •̀ᄇ• ́)ﻭ✧


...誰が師匠とデートなんてさせるか。( º言º)


はぁ?

老い先短い師匠の頼み位叶えなさいよ!


誰が老い先短いだよ。

妖怪になるまで生きるだろうが。師匠は!


...ふふっ。そうよ。笑

だから大丈夫。



まんまと師匠に乗せられた。苦笑



あ、翔くん。

雅紀くんにも会わせてよ。


もちろん。いいですよ。

雅紀も会いたがってたし。


流石、翔くんは余裕あるわね。笑


...チッ...悪かったなぁ...余裕なくて。( º言º)


ふふっ。

...二人がしあわせそうで良かった。笑



師匠が嬉しそうに笑う。



カズと出会う前の俺は...

今みたいなしあわせを感じる事がなかった。



俺の全ては器を作る事だけ。

器を作るのに必要な事だけを欲して

それ以外は何も要らなかった。



そんな俺を...師匠は知ってる。

師匠に心配かけてたのも...分かってる。



だから...そう言って貰えて...嬉しかった。



そう言えば...師匠の所には行った?


いや...まだ...。

後で行こうと思ってる。


なかなかこっちには来れないでしょ。

顔見せてあげて。きっと喜ぶ。笑

師匠...智の事めちゃくちゃ可愛がってたし。


ん。


翔くんもホントにありがとね。

二人の顔が見れて嬉しかった。


俺もです。



笑顔の師匠に見送られて

俺達は病室を出た。



紅葉さん。

元気そうで安心したね。


...ん。


それじゃあ...

諒さんのお墓参りに行ってから帰りますか。


...そうだな。


紅葉さんからニノの話が出て

会いたくなったんでしょ?笑


...翔...俺の心を読むなよ。苦笑(*˘-ω-˘*)


顔と態度に出てるんだってば。笑



翔がニヤニヤ笑いながら俺を見る。苦笑

俺はチッ...と舌打ちしながらも...

翔の言う事が事実だから言い返せない。



早く和の顔を見たい。

和を力一杯抱きしめたい。



早く諒さんとこ行って帰るぞ。


はいはい。笑



翔に笑われながら車に乗り込み

諒さんの墓のある墓地に向かった。






To be continued.