不協和音。~真夏の夜の夢~19 | 智つぼ。~ワタシの好きな大野くん、時々アラシ。

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『えっ?!大野くんのそんなとこが好きなの?!』と周りから言われる、ワタシのツボや萌えポイントを、思いつくまま書いている智つぼ。(さとつぼ。)です。



...ん...。


朝の気配に目が覚めた。
ゆっくりと目を開けると...目の前には
大野さんの寝顔があった。


...僕...んっ...声が...けほっ...ぁ...そっか.../////


めちゃくちゃ掠れた声に...
昨夜の事が一気に思い出された...///


いつもと違う僕に...恥ずかしくなり
大野さんに背を向けたら
後ろからぎゅっと抱 き込まれた。


...和...何で...そっち向くの?笑

あ...えと...その.../////

ふふっ...声...掠れちゃったな...。
昨日は...いっぱい啼 かせたもんなぁ...。笑

...っ.../////


大野さんの言葉で一気に顔が赤くなる...///
うわぁ...めちゃくちゃ恥ずかしい...///


ふふっ...真っ赤。和。笑

...っぁっ.../////


大野さんが僕のうなじにちゅっ...と
キ スを落 とした。


こんな...可愛い和を目の前にして...
手ぇ出したら駄目とか...あり得ねぇ...。

...えっ...?

アイツらに釘刺されてんだよ。苦笑


大野さんに聞くと...
僕が目覚めたら動けても襲 ったら駄目だと
言われてるらしい。笑


大野さんはぎゅうっと僕を抱 きしめ
軽 くキ スをするとベッドから起き上がる。


和...朝飯食おうか。

...はい。笑

...動けるか?...和。


大野さんと一緒に
僕もベッドから起き上がる。


沢山愛 された次の日は
腰や体が痛くて起き上がれないんだけど...
今日は少しの痛みとダルさだけだった。


...少し...ダルさがあるけど大丈夫です。笑

んふふ。
風呂での俺の念が効いたか。笑

...?


ふふっと楽しそうに笑う大野さん。
意味はよく分かんなかったけど
大野さんが楽しそうだから...いっか。笑


二人で朝食を食べて、少しのんびりして。
僕がだいぶ動ける様になって
皆の所に戻った。


.....。
.....。
.....。


三人は僕の顔を見るなり
大野さんに何か言いたげな視線を投げた。


...何だよ...。(*˘-ω-˘*)

智がさ...セーブ出来るとは
思ってなかったけどさぁ...。

限度ってモンがあるでしょ...。

くふふ。ニノちゃん艶 々。笑

えっ...?

いーっぱい愛されたんだって...
超駄々漏れだよ?笑

...っ.../////

今日は1日ちゃんと二宮くんの側に
居なさいよね?智くん。

ニノ一人にしたら...間違いなく襲われるよ。

...離れねぇし...。

皆でニノちゃん守ったらいいじゃん。
それよりさぁ、早く川に遊びに行こうよ!!

そうだな。行こうか。笑


皆で川に向かって歩き始める。
僕も皆の後を追おうとした時。
大野さんが僕に右手を差し出した。


...和。笑

...はい。笑


大野さんの右手に...僕の左手を重ねる。
そのまま恋人繋ぎにして...
大野さんは僕の手をぎゅっと握ってくれた。


また...皆で行けるといいな。笑

...ふふっ...はい。笑


前の方からまーくんが
『二人共早く早くー!!』と叫ぶ。


僕達はふふっと笑い合うと
手を繋いだまま走り出した。






Fin.