低温期・高温期を知ろう。
成人女性は平均28日ごとに生理が起こります。
これを月経周期と呼び、妊娠するためには重要なサイクルです。
月経開始から次の月経開始日の前日までを1周期とすれば、
周期の前半が低温期で、後半が高温期となり、
低温期に比べて高温期は0.3~0.5℃ほど高くなるのが理想です。
低温期は、卵巣内で卵胞が発育し、
子宮内では内膜がはがれ落ち再生する時期にあたります。
高温期は、卵巣内では排卵後の卵胞が黄体になり、
子宮では内膜に分泌液が蓄えられる時期にあたります。
妊娠を待ち望んでいる女性にとっては、
はっきりとした高温期があらわれることが必要です。
受精卵を確実に着床させ、胎盤形成までの養育を維持し流産を防ぐためです。
そのため、高温期は36.7℃以上が12日以上安定的に維持されるのが理想です。
はっきりとした高温期があれば、ホルモン系がしっかりと働き、
卵胞成熟→排卵→黄体形成が順調に進んでいることを示しています。
基礎体温が不安定な方、高温期が短い方、低温期が長い方など、
お悩みの方はぜひご相談ください。
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