不妊予備軍にならないために、妊娠を希望する前に整えておきたいことがあります。

 

 

女性は多くの時間を「生理」に費やしています。

 


それゆえに、生理に不具合があると、その多くの時間の快適性が

 

損なわれてしまいます。

 

 

最近のご相談では、生理に関係する不調を起こさないように、

 

ピルを服用していました、という方もふえているように感じます。

 


不調の要因となっている生理自体がなければ、不調に見舞われることもない、

 

というわけです。

 


たしかに、その通りだと思います。

 

 

ですが、いつか妊娠を希望する可能性があるなら、

 

排卵や生理がなくては実現できないのも確かです。

 

 

特に今はまだ妊娠を考える時期ではない方こそ、

 

生理周期を整えていただきたいと思います。

 

 

生理周期が不安定だったり、

 

痛み止めの薬が必要なほどの生理痛が起きたり、

 

生理前に体調を崩したり、

 

生理の量が多過ぎたり少なすぎたり、

 

生理のたびに体調を崩すなど、

 

実に生理にともなう不調はたくさん聞こえてきます。

 


ただ、そんなにも不調を引き起こすご自身の生理に向きあい、

 

積極的に改善しようと考える女性も、実のところ、割合的には少ないと感じます。

 

 

まだまだカラダが変化する20代だからこそ、

 

体質を変えていくアプローチは効果的に作用します。

 

 

漢方の考えでは、体質を判別するヒントは、生理期間だけでなく、

 

日常的に実感されている中からも確認できます。

 


星便秘や冷え性
星ストレスや睡眠不足
星髪の毛が抜けやすい
星爪が欠けやすい


何気ないことや慣れてしまっていることなどからも、

 

生理不順の要因は見てとれます。

 

 

「自分はこんな体質だから」と受け入れるだけでなく、

 

体質そのものを改善に向かわせる見方に変えてみることがポイントになります。