メリークリスマ~ス♪あんどキョーコちゃん♡お誕生日おめでとう♪
2019年キョコ誕SSをお届けいたします。
今年のこちらはケーキを食べられない一葉が、意図した糖度の成立後蓮キョです!!夜の出来事ですみません。
どうぞお召し上がりください♪
2019年・祝キョコ誕
■ ご褒美日和 ■
冷えた家に一人で戻り、時間を確認して遅くなってしまったな…と思った。
今日はあの子の誕生日だった。それも正確に言えば昨日のことになってしまった。
遅くなることが判っていたから、せめてと思い、プレゼントは間に合うように発送していたけれど…。
スマホの画面を見つめながら、あの子の顔を思い描く。
いつものように
いま帰宅したよ…とキョーコにメールを送ると、お疲れ様でした、とすぐに返信が入った。
「 君もね。お疲れさま 」
俺のつぶやきが聞こえたかのように再びメールが入ってきて、間を置かずに返信した。
『 ご飯は現場で?それとも社さんと? 』
『 いや、食べてないよ 』
『 ダメじゃないですか!……じゃぁ、私、いまから作りに行きましょうか? 』
作りに?それはもちろん嬉しいけれど、でも…。
さっき確認したはずの時間をもう一度確認し、いや、ダメだろうと首を振った。
確かにキョーコには会いたい。
けれどもう夜中の2時近い。
こんな時間に来てもらうなんて危ないことはさせたくないし、だいいちそんな事、させたくないとも思った。
こんな遅くにご飯を作りに…なんて。そんな家政婦みたいなこと。
自分が迎えに行くのはいい。けれどまた送り届けなければならないのは切ない。
それに、明日の仕事を考えると睡眠不足を招くのは困るだろう。君だって、仕事があるのだから。
「 ごめん。残念だけど… 」
考えながら返信メールをしたためた。
俺は男だから。
俺は大人だから。
俺が我慢をすればいい。
『 いいよ。こんな夜遅くに来てもらうなんて悪いから。大丈夫。自分で何かちゃんと食べる 』
断りのメールを発信して間もなく、今度は着信音でスマホが揺れた。
確認するまでもなくそれはキョーコで、何を言われるのかは聞かなくてもわかる気がした。
そんなに俺が信用できないのかな。
大丈夫だから。
ちゃんと、食べる。食べるから!!
「 もしもし? 」
『 もしもし?キョーコです 』
「 ぷっ…。うん、分かってる 」
つい名乗ってしまうのだろう彼女がかわいい。
君の声を聞けたのが嬉しくて、自然と頬がほころんでしまった。
『 ……っ… 』
「 ???…キョーコ?なに?聞こえない 」
『 ……っ……なんでいいって言うの?私は会いたいだけなのに… 』
「 え……っ… 」
キュン…と胸が締め付けられた。
それってもしかしたら晩御飯は口実で
ただ俺に会いたいと思ってくれていた?こんなにも遅い時間なのにお構いなしで…?
ダメだと自分に言い聞かせていたのに、そんな諭しなど霧散してしまった。
「 今から迎えに行くよ!! 」
『 え?だって… 』
「 迎えに行く!!その代わり、帰さないでもいい?今夜はキョーコと過ごしたい 」
『 ほんとに? 』
「 ……本当だよ。ごめんね?誕生日に間に合わなくて 」
『 ううん、そんなのいい。嬉しい。早く来て、早く逢いたい!いますぐ私を攫いに来て 』
「 いま行く!!! 」
慌てて玄関に駆け出した。温まり始めた部屋を後にする。
暖房をオフにする必要はない。
どうせまたすぐここに戻ってくるのだから。
今度はキョーコと一緒に。
「 …キョーコ! 」
なんて嬉しいご褒美だろうと思った。
本当なら、俺が君を祝う日だというのに。
「 敦賀さん。会えて嬉しい! 」
「 俺もだよ!俺の方こそ…… 」
この夜、俺は久しぶりに
キョーコと寄り添いながら、二人で一緒に眠りについた。
E N D
キョコちゃんのバースディ祝いなのに蓮誕みたいなのはお許しください(笑)
⇒2019年キョコ誕◇ご褒美日和・拍手
Please do not redistribute without my permission.無断転載禁止
◇有限実践組・主要リンク◇