いつもありがとうございます、一葉です。
弊宅閲覧者数・延べ50万人様を記念して、GREEN23様からお与かり致しました記念リクエストをお届け致します。
こちらは原作沿いです。
時間軸設定はコミックス43巻に準じているのですが、お話自体は35巻派生のため、36~43巻までの出来事の一部を考慮せずにお話構成しております事をご承知おきください。
なお、こちらはリクエスト成就作となりますので、内容リクエストを頂いても応諾できません。併せてご諒恕ください。
■ 極上の厄災 ◇1 ■
今度この子に会った時
俺はまだ「妖精コーン」を演じていられるだろうか
状況が
もしもそれを許さなかったとしたら……
「 ……キョーコちゃん… 」
呼びかけに応じて
俺を見てくれた無防備なくちびる
触れ合えた瞬間パワーが満ちた
そのキスは
これから先を生ける俺の未来に
いたわりと希望の萌芽をもたらすものだった。
「 ~~~~~~っっっコオォォォオォォンンンンンン!!ど…どどどどどどどおしてぇぇぇぇ!? 」
――――――― 総てを話そう
つつみ隠さず
いま
この胸がこんなにも温かい理由も
そう
いつの日かその時がやって来たら……
「 …………なんで今、あの子とグアムでしたキスの夢を見るかな… 」
目覚めと同時に自己ツッコミを入れて苦笑を浮かべた。
なぜこうも唐突にあの出来事が夢に出てきたのか見当も付かない。
ただもしかしたら
知らないながらもこのとき俺は何かを察していたのかも…。
ベッドから降り立った直後に社さんから着信が入った。
内容は事務所から緊急呼び出しを受けたとのこと。
そのため急遽スケジュールを変更し、朝一番にLME事務所へとなった。
行ってすぐに気づいた。
タレントセクションが
常とは違う活気に覆いつくされていたことに。
「 なんだ?まだ朝の7時だっていうのに一体どうなっているんだ? 」
「 さあ。いったい何があったんでしょうね? 」
「 あぁぁぁあ、なんだか嫌な予感がするなぁ 」
そう言って社さんは頭を抱えた。
ちなみになぜ俺たちが俳優セクションではなくタレントセクションに出向いたかと言うと、椹さんが社さんを呼んだからだった。そして同時に俺は社長から呼び出しを受けている。
詳細は事務所にて…という時点で変事の予感は得ていた。だがそれが一体何なのかはもちろん分かっていなかった。
「 社!!やっと来たか、すまんな、朝早くに 」
「 椹さん、おはようございます。……蓮、お前は社長室だろ。行け 」
「 そうですね。じゃあ後で 」
「 ん。……それで椹さん、お話とは 」
「 それがな… 」
「 …っっっはいぃぃぃっ??!キョーコちゃんのキス写真…っんぐ! 」
「 っっっ!!? 」
視界が一気に反転した。
急に胸が重苦しく感じる。
それ以上に膨れゆくのは何より明確な嫌悪と嫉妬。
脳裏を過ぎったのは
あの子とアイツのキス写真。
アカトキ側で差し止めたようだ…と社長が俺に教えてくれた、あの他言無用のフォトだった。
「 …っ…さわ…… 」
「 敦賀様、お迎えに上がりました。旦那様が首を長くしてお待ちです。至急お願いいたします 」
「 ………今すぐ行きます! 」
つまり俺に話とはそのことか。一体どういうことなんだ!?
あれは闇に葬られたはずじゃなかったのか!!
社長の腹心に案内されるまでもなく
気が急くまま俺は一目散に社長の元へ赴いた。
⇒極上の厄災2 に続く
こちらのリクエストは予定通りなら7話完結。そうじゃない場合でも10話までには完結すると予想しております。
ちなみに現時点でおまけが既に用意されております(笑)
⇒極上の厄災◇1・拍手
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