へーへーへー、一葉でーっす。
やらなきゃいけないことは色々ありますけどっ、取り敢えず本誌続き妄想をお届けします。
従いましてネタバレが多量に含まれます。回避お嬢様は回れ右を推奨です。
ちなみにですが、この続き妄想は例によって本誌の続きっぽくないお話に続きます(笑)
■ 覆す気概 ■
「 あ~~~~あぁ………………ふぅ…… 」
最上さんのメールを受けてから、社さんは俺の近くでずっと落胆を繰り返していた。
たぶんだけど、きっとこの人は、なんでそうなっちゃったのかなぁ…なんて事をグルグル考えているに違いない。
一方、俺の方はと言えば、あの子の言葉を思い出すたび心は醜くえぐれていた。
実際あの子が言うように俺は幼少期のアイツを直接知っていた訳ではないから、反論なんて出来なかった。
――――――― 思いやりなら昔からちゃんとありました。
見たこともないクセに勝手に決めつけないでください!!
胸がズキズキと痛む。
何をやっているんだ俺は……と何度か頭を抱えた。
なぜかというとつい先日、俺は貴島くんにこう言ったばかりだったのだ。
『 俺、前世で大罪を犯した贖罪を現世で課せられていて、何人も貶める行為は許されていないんだ 』
許されてなどいないのに、いきおう嫉妬に抗えなかった。
そのせいで浴びることになってしまったあの子の言葉は、まるで俺の心を消し炭にする神の怒りの様だった。
――――――― なんにも知らないくせに、敦賀さんなんか!!
……思い出せ、久遠。
そもそもキョーコちゃんはそういう子だったとお前は知っていただろう。
彼女はいつも嫌いなものに異常なほどの闘志を燃やして、けれどそれが人の場合は決して好悪だけで分別したりしないのだ。
必ず相手の長所を見つけてそれを柔軟に受け入れる。あの子はそういう子なのだ。
去年のことだ。
人生初の風邪を引いてしまった嫌いな俺のために
彼女は信じられないほど旨いスープを作ってくれた。
いまあの子が俺に嫌悪の顔を見せないのも、もとはと言えばあの子が他人の様々なことをしなやかに受容できる心を持っているからだ。
――――――― 今でもアイツにアリの子ほどだって存在しないのは包容力だけで…
思わず苦笑が浮かんだ。
だったらいいと思った。
不破。どうかお前はそのままのお前で居てくれ。
だけど俺は変わってやる。
愛しい彼女を見習って
心の広い男にならなければあの子を包容できる男になんて絶対になれない。
「 ……あ~~~~~~あぁぁぁ…… 」
「 いい加減、鬱陶しいですよ、社さん 」
「 …っっっ!!お前がそれを言うな!!俺はな……っ…だいたいお前が……… 」
「 最上さんの送り迎えならすぐに復活させてあげますって 」
「 はぁっっっ?!?!出来るわけないだろ?!これを見ろ、このメールの内容を!!! 」
「 ええ、何度も拝見しました。ほら、ここです。少し頭を冷やしたいと思うので…とあるでしょう。つまり冷えたらいいってことですよね。それなら簡単ですから 」
「 簡単? 」
「 ええ。少しどころか俺があの子の頭をキンキンに冷やしてあげようと思います 」
「 え……いや……蓮くん、その笑顔ちょっと怖…… 」
「 何がです?…ということで、社さん。今日は予定通りあの子を迎えに行きましょうか 」
絶対、覆してやる。
君がアイツの肩を持つ気になんてならなくなるぐらいに
俺は大きい男になるから。
E N D
今回の原作、「何やってんだよぉぉぉ」の中に私は一縷の光を見た♡
どうやらキョーコちゃん、覆す気があるらしい!!ほぉぉぉぉ!!!…ので、蓮くんにもその気概を持たせてみた!
⇒覆す気概・拍手
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※スペシャル疑似体験 に続く
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