おこんばんは♡一葉です。
久しぶりの浮上な気がしてちょっと気持ちウキウキ(〃 ´艸`)
夜のUPなんてもう、本当に久しぶりで二重のウキウキに拍車をかけているのが偶然が呼んだ素敵な偶然。
あ、意味わからんですね(笑)でもいいや。判らないままで ←相変わらず雑
さてさて。思い返せば既に3月。ACT.222の続き妄想をUPしたときは蓮さまsideでしたが、今回の続き妄想はキョーコちゃんsideですけれど、それでも一味違います。
なぜならこれはほぼ人様のお話をキョーコちゃんsideに切り替えただけだからです。
すでにマリモ様宅ではUPになっておりますので一足先に読まれた方もいらっしゃると思いますが、有限実践組でもUPしちゃってくださいね、なんて優しく囁かれた日には素直にそれに従ってしまうダメな一葉なのです。
マリモ様が書かれた素敵なお話はこちら⇒「ACT.223続き妄想」
もしまだ読まれていないわって方は是非そちらに目を通されて下さいね。
そして大変恐縮ではありますが、こちらネタバレに該当してしまいますのでコミックス派のお嬢様、またネタバレ回避のお嬢様はここから回れ右をお願いいたします。
コミックスが出てから読みに来ていただけたら嬉しいかもですv
■ ACT.223続き妄想(キョーコちゃんside) ■
物心ついた時からそうだった。
この手に母の温もりを感じたことなど一切ない。
だから、自分はあの人の言動で傷つくことは二度と無いと、幼い頃から自身にそう言い聞かせ続けた。
耳に届いたあの人の言葉が、私の存在を微塵に掻き消す。
母親になった事などない…と言った言葉が悲しかったのか
自分に子供などいないと言った言葉が痛かったのかは判らない
けれどこの胸にこみ上げる衝撃がどうしようもなく辛くて
私は逃げるように外へと飛び出した。
ショータローの言動で、むしろ膨らみすぎて爆発しそうになった感情が収束したことは有難かった。けれど、私を覗き込んだあいつの目を見たとき
本気で、いまさら過ぎて…。
そばにいて欲しい…なんて
もう、これっぽっちも思わなかった。
「 ――――――…一人に…して…… 」
ほんの少しの月明かりと、公園を控えめに照らす街灯を微かに意識しながら、体熱を奪うひんやりとしたベンチに腰を掛けた私はぼんやりと記憶の糸を辿る。
自分は、どこに行こうとしていたのだろう。
皮肉めいた自嘲が込み上げる刹那
自分の目の前に、心の底から欲した人の姿を見つけて、収束したはずの悲しみが波のように私の胸に打ち寄せ自分の視界を静かに滲ませていく。
いやだ。涙を零すなんて、そんな弱い自分をこの人に見せたくない ―――――…
顔を隠す様に俯かせると、敦賀さんは私の目の前まで歩みを進めた。
何も語らず、穏やかに私の頬に両手が伸びて、大きな手の温もりが微かに私の肌に熱を伝える。
そのとき私は、彼を慕う恋心の囁きに従い、甘く優しい抱擁をきっと心のどこかで期待していたに違いない。
それは見事に裏切られ、私の頬は有り得ないほど左右に伸びて思考が痛意に集中する。
目に涙が浮かんだままだったけど、彼の意図を確かめたくて疼痛に耐えつつ敦賀さんを見上げた。
手加減のない頬の痛み。表情を変えずに私を見下ろしている敦賀さんの視線は胸に迫るほど真摯な輝き。
ようやくその手が離れたとき、ジンジンと痛みを訴える頬を慰めるように自分の両手でそっと覆った。
敦賀さんは眉間を歪ませ、少しだけ意地悪気な笑みを浮かべて口を開いた。
「これはね、教えを実行出来なかったことに対してのお仕置きだよ。
あのとき言っただろう?今俺たちがいる業界は挨拶が大事だと。
なのに君は怠ったんだから、こうされても文句は言えないよね。」
言われた言葉に理解はあった。けれどなにもこんな時に…と思った途端、敦賀さんの真意が私の心を震わせる。
本当に、あなたはどこまでも優しいひと
「とは言え、ちょっと力を込めすぎたかな。
見事に赤くなっちゃって・・・これでは、泣くほど痛むんじゃない?」
…泣いていたのなんて、もちろんばれていると思っていたけど
耳に届いた敦賀さんの苦笑交じりの言葉は
泣いていいよって…
どうしようもなくバカな後輩を労わるように、優しく甘く、私の感情を震わせた。
両頬を抑えたまま、返答した私の声は有り得ないほど震えていて
だけどこの悲しみを、もう抑え込もうとは思わなかった。
「・・・はい、すごく・・・すごく痛みます・・・。」
「うん、そりゃそうだろうね。本当にごめん。
そのお詫びに少しの間ハンカチ代わりになってあげるから、俺への文句でも叫びながら思いっ切り泣いていいよ。」
敦賀さんの大きな手が、そっと私に伸びてくる。
痛む頬を通り過ぎて、今度は私の頭を優しく包んだ。
視界に迫ってきた敦賀さんの胸に顔を埋めた私は
何も聞かずに
泣く理由をわざわざ作って自分を抱き寄せてくれた温かい人の腕の中で
頬よりももっと痛む胸に澱んだ苦痛を、広い胸へと吐き出した。
この涙が枯れる頃、流しきった痛みに代わって恋心がさらに深まるに違いない。
母から受けた衝撃が、波が引いていく様に穏やかに和らいでいくのを感じていたのに、私は敦賀さんの服の裾を引っ張りながら、頭の隅で、そんな事を考えていた。
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ちなみにマリモさまがこの先の続きを書かれていたのでもちろんそれも書いてみたりしました(笑)
マリモ様はぶち壊していると評しておられましたが、私はそんな事はないと断言いたしますです。
萌え拡がる素敵なお話でしたよー
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一頻り涙を流して、もういい加減泣き止まなきゃ…とふと我に返った。
込み上げる涙は痛みを忘れた頬の上をまだ軽快に滑り落ちていたけれど、腕に少しの力を込めて私は顔を起こした。
何度も私の背中を通り過ぎていた手が止まり、心配そうに私の顔を覗き込んだ敦賀さんの瞳がキラリと光る。
「そうそう、お仕置きならもう1つしとかなきゃいけないんだった。
演技以外では同じ相手に2度唇を許さないという、俺との約束を破った君に・・・ね。」
まさしく、私はぎょっとして目を見開いた。
耳に届いたのは優しげな口調なのに冷気を帯びているような呟きで、脳裏に蘇ったのはショータローとのあのやりとり。
冷や汗がつぅっと背筋を静かに撫で、涙の堰は一瞬で閉まる。
…逃げたくても、逃げるわけにはいかない状況だった。
なによりこんなに甘やかしてくれたこの人の腕から、もはや脱走することは不可能に近い。
顎を取られ、仰向けさせられた顔は避ける事を許されず
泳いだ目であっても視界に敦賀さんがいることは明白で、徐々に彼の顔が近づいくる気配も感じ取れる。
それは、同じ調子で話している敦賀さんの声が少しずつ大きく聞こえてくることからも感じ取れた。
「かと言ってこれ以上酷いことは出来ないし、今回は消毒だけにしておくよ。
ただし、3度目は許さないから気を付けて。」
…え?
敦賀さんのおっしゃっているこれ以上の酷いこと…って、私に泣き場所を与えようとしてこの頬を手加減なしで引っ張ったことですか?
場を繕うために急いで質問をしようとしたけれど
どうしてだか口が塞がってしまったので言葉を発することは出来ず
いろんなことがこの一晩で、あまりにもたくさん押し寄せたことで私の心はいっぱい、いっぱいで…
何より、思うがままに泣いてしまったことで私はとうに泣き疲れてしまっていた。
だから私は
自分の肩に
頬に
顎に
そして、唇に…
敦賀さんの体熱を、至る所で感じながら
そのまま、目を回して意識を失ってしまったのです。
母の温もりを感じたことの無かった私は、けれど敦賀さんに優しく包まれて眠りに落ちた。
次に目覚めた時にどんな敦賀さんに逢えるのか、なんて
考える事も、出来ないままに…
E N D
マリモ様のお話を読むたびに頭の中で妄想を膨らませる一葉。
…だって本当に好きなんだもの♡(〃∇〃)
そしてね、今日がマリモ様のお誕生日なんですって!!
偶然にしてはとても素敵な偶然で自然にニッコリと笑ってしまいました。
妄想の神様がきっとそうしてくれたんだね。マリモ様お誕生日おめでとうございます!
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