ハッピーバースデー♪キョーコちゃぁん♪(*^▽^*)
…ってことで、おはようございます。もとい、メリークリスマス♪
うふ。クリスマスが通り過ぎようとしておりますのに、年賀状さえまだ用意できていない一葉梨紗でございます。←ダメな大人
さてさて♡予告通りのSSアップ。
本当に書きたかったのはこっちなのだから仕方ありません(笑)
ちなみに人魚が終わってから連載始める予定の某パラレルのおまけ。それはそれで活かす所存です。
そちらと内容は一切被っておりませんが、言いたいことは同じなので、いつかそのおまけを読まれた時、ああ、なるほどぉ~と思って頂ければそれでいいです…。
さて、ここからいきなり読もうとしている方はいらっしゃらないと思うのですが念のため。
本日のSSは、昨日UPしましたキョーコちゃんの生誕を祝うSS「誰よりも」 の続きです。(元のお題はセーちゃんち⇒「30行脱出企画」 から派生しております)
前話を読まれた後でこちらをお読みくださいませ♡
ちなみにネタバレ等、一切ございませんです♪
キョーコちゃん、お誕生日おめでとうSS
■ 愛情のカタチ ■
俺の彼女は、可愛くて、とても可憐だ。
泣けば愛しくてつい抱きしめたくなるし
笑えばとてもチャーミングでつい抱き寄せたくなる。
けれど一つだけ、敢えて彼女のダメなところを指摘するなら
少しだけ頑固で
ちょっと融通がきかなくて
こうと決めた事に頑なだというところかもしれない。
「 君の誤解だと思う 」
「 絶対違います! 」
「 じゃあ、勘違いだと思う 」
「 そうじゃありません! 」
実母から愛された記憶が乏しい彼女は
お母さんの事になると固く口を閉ざす。
幼少期を…
それこそほんの短い期間ではあったけど
少なからず知っている俺としては、最近、思い当たったある事に関して彼女にそれとなく囁いてみたりしたけど
彼女はそうではない、と頑として首を横に振る。
「 君のお母さんは、職業柄から見ても責任を放棄するのが嫌いな性分だと思うよ。だけど、本当に愛していなかったのなら、君を手元に置いたりしなかったはずだ 」
「 …手元になんかいませんでした。母の職場は東京だったんですから! 」
「 そう…そうだよね。でも、京都に君を残したのは、つながりを持っていたかったから、とかじゃないかな? 」
「 つながり…? 」
「 結婚して、君という子供が生まれた。その京都に、いつでも自分が帰れる家があることを欲して君を残したのかもしれない… 」
「 そんなはずありません。私は置いて行かれたんです! 」
「 どうして、そんな事を頑なに信じようとするの? 」
「 だって、本当に愛しているなら私を連れて行ってくれるはずでしょう? 」
その鋭い口調で飛び出した言葉が、すべてを物語っているようにも思えた。
愛されなかったという記憶は
これほどまでに彼女を蝕んでいるのだと
そう思うと切なくなる。
だけど、ね…キョーコ…
君は…
「 これは、俺の勝手な見解だけど… 」
「 何ですか? 」
「 ―――――― たぶん、出来なかったんだよ… 」
「 何を? 」
「 君を東京に連れて行くこと 」
「 どうしてですか? 」
「 だって君、不破を好きだっただろう? 」
「 ……はぁ!?? 」
「 人を愛することを知っていた君のお母さんは、幼いながらも誰かに心を傾ける娘の事を案じて…。その想いを、自分の我儘で断ち切らせるような事をしたくなかったんだと思うんだ 」
「 そんな、こと… 」
「 無いと、思う? 」
言葉を詰まらせた彼女は、複雑に首を縦と横に振った。
「 ほら、判らないでしょ?ココで俺たち二人がどんなに考えても、結局はお母さんの心は見えないんだよ? 」
「 それは…そうかもしれないですけど… 」
「 だからさ、会いに行こう?俺も挨拶をしたいし、言葉を交わして、疑問をぶつけて、ちゃんと答えを貰おう?俺も…自分勝手に両親の気持ちを決めつけていた時があった。真実を知ったとき、それまで確認しようとしなかった自分の意気地のなさに少し嗤ったよ 」
「 …――――――― …コーン…でも… 」
「 ね?俺が、いるでしょ?…ん? 」
俺の彼女は
可愛くて、とても可憐だ。
泣けば愛しくてつい抱きしめたくなるし
笑えばとてもチャーミングで
つい、抱きよせたくなる…。
「 …本当に、コーンはそばにいてくれる? 」
「 全身全霊で君のそばに。意地でも俺は居座り続ける 」
俺の言葉に、彼女は儚い笑顔を浮かべた。
「 …じゃあ、いいかな… 」
こんなに可愛い彼女だけど
一つだけ、難があるとするなら
何年、何十年と年月を重ねたとしても
この想いは萎えるどころか益々燃え盛っていくのだろうと思えること。
彼女の魅力は衰えることを知らない。
「 俺は君の、君は俺のだからね? 」
「 スケジュール調整して、付き合ってくれる? 」
「 もちろん 」
―――――― 愛されなかったと
そうとしか思えなかった彼女の幼少期の話を聞いて
手の届かない所で
光の当たらない場所で
幼すぎて、見る事の出来なかった親からの愛情を
君が見つけられたらいいと思う
それはもしかしたら、とても怖い事かも知れない。
でも、大丈夫。
俺には、それが見えるんだ。
ねえ、気付いてる?
子供は、親の背中を見て育つんだよ
君は、こんなにも人を愛することを知っている。
それはきっと、君が意識しない遠い場所から
お母さんの愛情を、君がいつの間にか感じ取っていたからじゃないのかな。
たぶんそれが
君がお母さんから教わった、最初のものだったと思うんだ。
「 君の愛情は、心地いいよ… 」
「 コーンの愛情は、ときどき重い… 」
「 失礼な…。こんなに愛しているのに 」
「 嘘…ごめんね。大好きよ、コーン… 」
「 俺も、君が一番好き 」
大丈夫。
だから、ほんの少しだけ勇気を出そう?
いつも君はがむしゃらに
一生懸命、頑張って生きて来た
それもきっと、お母さんに教えてもらったのだと
きっと
気づけるはずだから…
E N D
キョーコちゃんのお母さんの職業が弁○士だと知った時、イロイロな妄想が走馬灯のように駆け巡りました。(すみません…ネタバレ無いとか言っておいて、職業…ネタバレでした…ごめんなさい)
その始めに一葉の脳裏に浮かんだのが、涙を流していたお母さんのシーン。
スーツっぽい服を着ていた事から、仕事中だったのだと想像できるのですが、仕事の事で涙を流すだろうかと考え、キョーコちゃんのお父さんの事を考えていたのかも、と思い至りました。
お母さん自身がまだ若い事を考えると、相手を失くす…という現実が母親としてどうあるべきかにまで気が向かなかったのかな、とか…考えます。尚の言葉が引っかかっているのですが、お父さんがいなくなったそもそもの原因がキョーコちゃんだったら…と考えると、決意を新たにした蓮がキョーコに届ける言葉がきっと彼女を救う言葉になるのだろうな…とか。
徐々に本誌で明らかになっていくとは思いますが、キョーコちゃんに向かう愛情が皆無な人ではないだろうと一葉は信じているんです。だってキョーコちゃん、人を愛する術を知っているんだもの。
そんな、祈りに似た想いを蓮様に語って頂きました。
大人にならないと見えない愛情も、この世の中には有ると思っています。
あら、やだ。しょんみりしちゃった。では、改めて…。
キョーコちゃん!!お誕生日о(ж>▽<)y ☆おーめでとぅぅぅ!!!
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